がんに罹りやすい性格とは
がんに罹りやすい性格とは
「サマー・レスキュー」----初めて観てみたけれど・・・。
一言で言って、「針大持ち」って感じで、ヒューマンドラマというよりも、医療物の形を借りたホームドラマってことか。
超多忙な人気俳優の向井理を主人公に起用した弊害なのか、シナリオに深みが感じられない。
強引に視聴者の関心を引こうとするためなのか、展開があり得ないことばかりで、台詞も力が入り過ぎで、「(医師は)神様」って、す、すごすぎる。
何処かのキワ物小説からの受け売りか?
某ドクター曰く、「医療ドラマは観ていて恥ずかしい」という気持ちも、色々な意味で理解出来る気がする。
ある心理学者は、がん患者に見られる性格の傾向を、タイプC性格と呼ぶそうだ。
タイプA性格は、几帳面で真面目、曲がったことが嫌い、人情に厚く他人の面倒をよくみる、仕事が趣味であり生きがい、遊ぶことに罪悪感を持つ、気性が激しい----といった、バリバリの管理職タイプだそうだ。
そして、タイプB性格は、これとは逆に、焦らずのんびりしているマイペース型で、明日のことは明後日やればいいというような、一見無責任とも思えるタイプだという。
では、このタイプC性格というのは、どういうものなのだろうか?
★ 対人関係に傷つきやすく、孤独に逃げ込みやすい。
★ 怒り、悲しみ、不安などの不快な感情を無理やり抑え込もうとする。
★ 不平不満を言わず、周囲に合わせようとする。
★ 抑うつ的で、幸福感が薄い。
★ 社会的に孤立しがちである。
★ 自分の気持ちを抑えてまで、他人のことを思いやる。
もちろん、このような性格の人が必ずがんになるという訳ではないし、これとは正反対の性格の人が罹患する場合も当然あり得る。
ただ、こういうタイプC性格の人は、自分の性格が災いして過度なストレスにより生理的バランスを崩しがちなため、病気を誘発する確率が高くなるというのである。
自分がこういう性格に近いと思う人は、率先してパーティーや集会などに出席し、思い切り笑ったり泣いたりと、感情を爆発させる機会を持つことも大事だということである。
では、こういううっ屈的な性格ではないのに、罹患する人はどういう性格なのかというと、日常的にはどれほど我がままで自分勝手な振る舞いをしていても、それすらストレス発散にはなっていないと考えるような人だそうである。
傍目には明るく見えても、その明るさが本物ではないということであろう。
そういう人は、どんなに他人からチヤホヤされても、され足りないと感じてしまうのである。
つまり、自分の中のコンプレックスや寂寥感が何をやっても払しょくできないため、心から他人を信じることが出来ないのである。
そういう人の友だち関係は、ほとんど上辺だけのもので、真の友情を育むことが苦手という場合が多い。
自分の弱点を隠しながら付き合おうとするため、相手もその人を心から信じようとはしてくれない。
常に世間体が大事で、自分の評価が下がることを極端に恐れる。
その現実とのギャップを埋めようとする無理やり感が多大なストレスを生み、病気を呼び込むのだともいわれるそうである。
<今日のおまけ>
英スコットランドの主要都市、エディンバラ(Edinburgh)とグラスゴー(Glasgow)の空港で、一部の搭乗客を対象に全身透視スキャナーによる身体検査が1日から開始される。全身透視スキャンは、衣服の下に隠された危険物を金属・非金属にかかわらず発見するための新技術。
英国放送協会(BBC)によれば、スキャンの対象者は無作為に選ばれるほか、保安上の警戒が必要と判断された場合にも実施される。対象となった乗客へのスキャンは必須で、拒否すれば飛行機への搭乗ができない。
全身スキャンの導入は、2009年12月25日に起きた米デトロイト(Detroit)行きノースウエスト航空(Northwest Airlines)253便の爆破未遂事件を受け、英政府が行った航空安全基準の見直しの一環として行われた。ヒースロー(Heathrow)とマンチェスター(Manchester Airport)の両空港では2010年2月に導入されている。【9月2日 Relaxnews】
何だか、世の中プライベートなど皆無になりそうな勢いですね。
スキャン写真を見たけれど、本当にほぼ裸同然の映像がモニターに映るようです。
下着まで丸見えで、考えようによってはセクハラもいいところ。
いくら、安全のためとは言っても、これでは楽しい旅行になどなるはずがないですよね。
こんな機械が世界中の空港に配備されては、旅の間中不愉快感が付きまといそう。
まあ、どうせ海外旅行などする予定もないので、関係ないですけれど・・・。
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