女性が好きになる匂いとは

ちよみ

2012年09月07日 21:14

女性が好きになる匂いとは




    女性は、自分の父親の体臭と正反対の匂いを持つ男性を好きになる----というのは、どうも本当の話らしい。

    思春期を迎えた女の子が、父親の洗濯物を、「臭い!」と、言って、箸でつまんで洗濯機へ放り入れるというエピソードを聞いて、

    「ひどい話だ」

    「お父さんが可哀そう」

    などと世間一般は反応するが、生物学的にいえば、この女の子は、ごく正常な行動をしているということになるのだそうである。

    大半の女性には、子孫を残すために若くて健康な男性を選ばなければならないという本能がある。

    しかも、その子孫をより優秀で健康な子供に成長させるためには、出来るだけ自分とは異なる遺伝子を持つ異性を選ぶ必要があるわけだ。

    そのため、自分と似通った遺伝子を持つ異性の匂いには、安心感や信頼感は感じるものの、間違っても性的魅力を感じないような臭気感知システムを、人間は生まれながらに備えているということらしい。

    そんな訳で、もしも、父親の匂いが大好きで、まったく嫌悪感を覚えないという女性がいた場合は、その人がある種の変異体質者か、もしくは父親が実父ではない可能性もあるということだった。

    で、そんな女性が異性の好き嫌いを無意識下で選別するフェロモンだが、たいていは脇の下から発せられるそうで、ちょうど女性が男性の近くに立った時、女性の顔の位置が男性の脇の辺りに来るからではないかという説もあるそうだ。

    そんなこともあり、人間にとって匂いとか香りというものは、意外に大切な意味を持つことが多いのである。

    ところで、あなたは夢の中で、匂いや香りを感じたことがあるだろうか?

    上記した通り、匂いや香りは自分の魅力を他者にアピールするために使うものであるから、夢の中で感じた香りもまた、それなりの大切な意味を持つものだということである。

    もしも、あなたが夢の中で華やかな甘い香りをまとっていたとしたら、それはあなたの魅力が輝いているという証でもあり、上手に自分をアピール出来るという暗示だそうである。

    そして、異性から香水をプレゼントされる夢は、恋のハプニングが舞い降りる兆し----と、いうことだった。

    因みに、いつも同じようなタイプの男に惚れてバカをみるという女性も、世の中には多いもの。

    これも、やはりその似たようなタイプの男性が、たまたま自分とはまったく正反対のフェロモンを出しているがために、

    「あたしって、何でこんなに男運が悪いのかしら?」

    なんてことにもなってしまうのだという。

    そうはいっても、そんな女性の遺伝子が、そういうフェロモン情報を持った男性にしか異性としての魅力を感じないのだから、仕方がないといえばないのかもしれないのだが・・・。

    
<今日のおまけ>

    ということは、松田聖子さんの前夫と現夫が偶然にも同じ歯科医だったということも、何か匂いに関係する共通点があったのかもしれない。

    歯科医は、他の医師と比べても最も患者の顔付近に近付いて、治療をする職業である。

    治療中は、患者の目を覆うように布をかける歯科クリニックもあるとのことで、視界を閉ざされると人間は嗅覚が研ぎ澄まされる傾向にあるそうだ。

    しかも、治療の際に伴うドキドキ感は、いわゆる恋愛感情が芽生えやすいサスペンス(吊り橋)効果も十分である。

    案外、これが彼女の再々婚の理由だったのかもしれないな。

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