ていねい言葉で性格が判る・・・・・448
~ 今 日 の 雑 感 ~
ていねい言葉で性格が判る
どれほど親しい間柄になっても、決して敬語を崩さない人がいます。
たとえば、「相棒」に登場する杉下右京のような人です。
杉下警部は、長年相棒として同じ「特命係」に勤務していた亀山薫にも、最後まで決してタメ口になることはありませんでした。
「亀山君、きみはいつも元気ですねェ」「そうです。いいところに気が付きましたね」
杉下警部の話し言葉は、常に、他人行儀な感じがします。
あなたの周りにも、このような会話をする人がいませんか?こういう人の性格は、どういうものなのでしょうか?
一見、ていねいな言葉で相手を立てているように思えますよね。でも、その心の中は、まったく逆なのです。
こういう敬語やていねい言葉を連発する人は、特に、警戒心が強いタイプだと言います。人付き合いが苦手で、相手とはいつも一歩距離を置いておきたいという個人主義の人によく見られる言葉づかいなのです。
そして、一番の特徴としては、こういう丁寧な言葉づかいの人は、大抵においてひがみ根性の持ち主だとも言われています。
ていねい言葉で相手を立てているように見せながら、実際は、自分の方が上だ、あなたになど絶対に負けないと、思っているのです。
その気持ちを隠すために、より丁寧な言葉づかいで煙に巻いているだけなのです。
それこそが、杉下右京の性格そのものですよね。言葉は丁寧でも、亀山や周りの一課の刑事たちのことを自分よりも劣っていると、鼻もちならない憐れみを込めた目で眺めているのです。
ところが、新しい相棒の神戸尊警部補は、これまでの単なる熱血漢の亀山刑事のような訳にはいかず、時に、杉下と同程度の活眼を有する捜査手腕を発揮するものだから、いつもは冷静な杉下にも、時折、焦りが生まれる訳です。
つまり、裏を返せば、そういう丁寧言葉を使い続ける人は、相手に弱みを見せたくないという強いコンプレックスの塊であると、考えることもできる訳ですね。
では、その逆に、誰かれ構わず平気でなれなれしいタメ口をきく人は、どういう性格なのでしょうか?
こういう人は、よく言えば開放的。悪く言えば、非常識で、人の気持ちの判らない人だと言えるのです。
ただ、聞く側がより注意を払わねばならないのは、このタメ口タイプの方だと言えるでしょう。つまり、なれなれしい口調で近付いて来て、相手を油断させ、自分に有利な条件を引き出そうとする下心がある場合が、多いのです。
ですから、そういう人は、自分が不利な立場になったり利益が損ねられた瞬間に、手のひらを返したように敵意をむき出しにするのです。
わたしも、どちらかといえば敬語での会話を好む方ですが、わたしの場合は、もしも、丁寧語を外したら、その毒舌に歯止めがかからなくなってしまう恐れがあるので、あえて、言葉を丁寧にしているという理由があるのです。
そんなことは、言われなくても判っている?
はい、失礼しました。(爆)
<今日のおまけ>
夢に「花」が出てきた時は、美しさ、愛情、成功、幸運、大切な物などの象徴といえます。
異性から花を贈られる夢は、その相手があなたに好意を持っている証拠だといえます。花が咲く夢は、成功や可能性の広がりを暗示しているそうで、花瓶いっぱいに活けられた花の夢は、金運上昇や経済状況の好転が期待できる夢だそうです。
反対に、枯れた花やしおれた花の夢は、愛が失われることの警告だとか・・・・。
また、箱に入った花やセロファンに包まれた花の夢は、プラトニック・ラブへの憧れを表しているそうです。
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