相手の話を聞き出すには・・・・・947
~ 今 日 の 雑 感 ~
相手の話を聞き出すには・・・
心理療法などで、相手の話を聞き出すには、ひたすら相づちを打ちながら聞き、決して相手を否定しない----と、いう方法をとることが良いと言われるそうですが、それよりもベストな方法があるそうです。
それは、話を聞こうとしているあなたの方が、自分の身の上話や経験談を、相手の話を聞く前に率先して話すことなのだそうです。
そして、その話を聞く前に、軽く相手の肩や背中に何気なくタッチすることが、より、相手に安心感を持たせ、相手があなたに心を開きやすくする効果があるのだとか・・・。
つまり、
「どうぞ、腰かけて----」
と、言いながら、相手に軽くタッチ。
その後、
「ほんと、最近、不景気でしょう?わたしも、会社の仕事がうまく回らなくて、大変なんですよね。お宅はどうですか?」
というように、何気なく自分の苦労話や悩みを相手に話すことで、相手もあなたのことを信用して、自分の悩みなどを話しやすくなるのだそうです。
これを「自己開示テクニック」といいます。
他人の心の中を知るためには、自分の心の中も相手に見せる----これが、最も肝心なのです。
<今日のおまけ>
昨日の『相棒』----ちょっと、内容が込み入りすぎていたような気がする。
右京を問い詰めるはずの女性監察官が、実は右京たちの計略にはめられていたという結末に持って行きたいための複線として、殺人事件を組み込んだようなシナリオだったが、少しばかりストーリーをひねり過ぎた感があった。
おそらく、年配の人たちには、場面場面が細切れに見えて、筋がつながらないように思えたのではなないだろうか?
『相棒』の組織がらみのストーリー展開には、時々、無理が感じられることがある。
もっと内容を判りやすく整理して、登場人物の個性を前面に出した方が緊迫感が出るのではないかと思った。
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