女房気取りの女性は・・・・・1044
~ 今 日 の 雑 感 ~
女房気取りの女性は・・・
たとえば、彼女には、彼の友人たちの中にどうしても虫が好かない男がいる。
そんな時、どういう言い方で、そのことを彼に伝えればいいかと言うと、
「わたし、あの人、ちょっと苦手だわ・・・」
こんな言い方だったら、彼もそれほどカチンとは来ないそうだ。
しかし、もしも、彼女がこう言ったとしたら、
「わたし、あの人嫌いなの。あなたも、もう絶対に会わないでくれる?」
これは、彼を怒らせるに十分な台詞だという。
何故なら、彼は、こう考えるからだ。
「昨日今日おれの彼女になったお前に、おれの昔からの友だちをどうこう言われる筋合いはないよ」
しかし、彼女にとってみれば、自分と彼とは一心同体のはず。
「本当にわたしを愛してくれているのなら、わたしの気持ちを何をおいても優先するのが当然でしょ」
これが、いわゆる女房気取りの女性ということになるらしい。
彼にとって、彼女はもちろん大切な女性だが、友だちだって、それに負けないくらい大切なのだ。しかし、彼女にそんな理屈は通らない。
男性と女性の「愛」の感覚は、まったくその質が違うのである。
男性にとって最愛の女性は人生の大半ではあるが、決してすべてではない。ところが、女性にとっての最愛の男性は、人生のすべて以上の存在なのである。
それに耐えられない男性には、女性の女房気取りが鼻持ちならないほどにウザったく感じられてしまうのだという。
だから、男性が結婚を決めるためのきっかけは、「この女性は、どれだけ自分の好き勝手を許してくれるか?」であるのに比べ、女性の結婚を決めるきっかけは、「この男性は、どれだけ物心ともに自分を愛してくれているのか?」なのだそうである。
これでは、離婚が多い理由も頷ける。
シュワちゃんも、その好き勝手が過ぎたようで・・・・。
奥さまの我慢も、家政婦さんとの間に隠し子までいたという時点で、ついに限界を超えたということなのだろうな。
<今日のおまけ>
「ねえ、この街、どうしてこんなに静かなの?」
観光客らしき女性に訊ねられた。
「お客さんが来てくれないからですよ。来てもほとんど買い物や宿泊をしないからですよ」
そんな時は、いつも、こう答えるしかない。
観光客って、本当に不思議だ。自分がお金を出し渋っているのに、他の観光客はお金を使っていると思い込んでいる。
街に活気がなくなっているのは、自分たちにもその一因があるということには考えが及ばない。
確かに、観光客を呼び込もうとする自治体や地域観光業者の努力不足もあるだろうが、住民の高齢化がそれを難しくしている。
少ない若者たちがどれほど知恵を絞って頑張ったところで、協力する側の高齢者の考え方とギャップがあり過ぎて、そのアイデアを理解できず、勝手にしてくれという気持ちで既に疲れ果ててしまっているのだ。
ここ十数年の間に、あまりに世の中が変化し過ぎたきらいがある。
日本中の観光地をもう一度昔のように元気にするためには、観光客全員が観光地には携帯電話を持ち込まない、出来るだけ足で歩く----というようなところから始めるしかないのかもしれない。
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