古都の四季

ちよみ

2010年02月04日 21:10














    ***   三枚ともクレヨン画です。
<今日のおまけ>

    横綱・朝青龍が、ついに引退しました。

    今回の暴行事件も、これまで同様にうやむやにしようと、いろいろ画策したわりには、案外あっさりと辞表を提出したものです。

    二十九歳で引退とは、何とも早いですが、これも自ら招いた運命です。

    清廉潔白に土俵生活を続けていれば、一代親方という名誉ある称号も手に入れることが出来たというのに、何とも情けない。今後については、何も考えてはいないといいますが、こうした不祥事による引退では、角界に残ることも難しいでしょう。

    何より、モンゴル国籍のままでは、親方として残ることは出来ないようです。

    朝青龍本人は、まだ、土俵に未練があるようで、横綱としての最多優勝記録への挑戦も続けてみたかったようです。しかし、これまで何度も、身を慎む機会はあったはずですが、それを無視して来たのも、彼自身なのです。

    しかし、朝青龍もまた、高砂親方の「個性を重んじる」と、いう名目で放任主義のままに育てられた、ある意味犠牲者なのかもしれません。そう考えれば、最も罪が重いのは、師匠である高砂親方ということになるのでしょう。

    朝青龍は、今後、モンゴルへ帰って、政治家への道を進むのではないかという憶測も一部にはあるようですが、もしも、彼がモンゴルの国会議員にでもなって、再来日などということにでもなると、また、新たに厄介な問題も出てくるやもしれません。

    とにかく、何はさておき、この朝青龍の引退を、国際問題にだけは結び付けて欲しくないと思います。
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