敵、味方は、座り位置で判る・・・・・589
~ 今 日 の 雑 感 ~
敵、味方は、座り位置で判る
あなたの上司のAさんが、ある商品開発に伴う画期的なアイデアを持っていて、それを製作担当者に説明しなければならないので、あなたもそのプレゼンの場に同席することになりました。
しかし、相手の製作担当者は、Aさんのアイデアを商品化することにあまり前向きではありません。
その商品を開発するのはとても難しく、コストもかかる上に必ず売れるという保証はないのです。
時間の浪費になるとして、製作担当者は難色を示しているのですが、それを説得してどうしても新製品の開発にこぎつけたいと、Aさんは強気です。
さて、このような時、あなた以外にもAさんに味方する人がいたとしたら、その人は、どの席に腰をかけると思いますか?
会議用のテーブルがある場合、Aさんのアイデアに難色を示す人たちは、間違いなくテーブルをはさみ、Aさんとは反対側の席に腰かけるはずなのです。
しかも、Aさんの真正面に座る者が、もっともAさんのアイデアに強硬に反対している人だということが言えるのだそうです。
つまり、積極的に議論を戦わせるには、この位置が一番効果的なのです。
では、そんな反対派の中でも、Aさんの真正面ではなくやや斜め前の席に腰かけた人は、どのような感情を持っている人なのでしょうか?
この人が製作担当者であっても、それほどAさんのアイデアを否定してはいないということになるようで、むしろ、全体の話し合いの内容を客観的に見ていて、最後にはAさんに賛成してくれる可能性もある人物だと思われるのです。
そして、あなたは、もちろんAさんの部下ですから、座る場所は自ずとAさんの横ということになりますよね。
あなたが何の違和感もなくここへ座ったとすれば、あなたは上司のAさんのことを心から尊敬し、信頼している証しだということになるようです。
この席は、あなたが女性なら恋人のように相手に好意を懐いていることを証明するという席でもあり、また、隣の相手に気持ち的に依存していることを意味する場所でもあるようです。
ですから、相手側に予め内容を知らせている会議に臨んだ時、あなたや上司の意見に賛同してくれそうな人は、あなたたちの斜め前に座った人と見るのが妥当のようです。
そういう人は、案外、その後あなたたちの味方となり、協力をしてくれる関係になり得る可能性もある人なのです。
また、会議への出席人数が多い時、Aさんから出来るだけ距離を取るような席に座る人は、出来ればそういう議論に加わりたくないという消極派です。
決まったことには従いますという、無関心派と見てよいようです。
<今日のおまけ>
長野県では、医師と看護師が結婚したという例はあまり聞いたことがない。
医師同士の結婚は良くある話だが、やはり、地域性が影響しているのだろうか?
わたしの家の近所のクリニックは、大先生夫婦も若先生夫婦も皆、医師同士結婚であるし、わたしが以前お世話になった医院のおばあちゃん先生もご主人も医師で、その息子さん夫婦も医師同士である。
やはり、それだけ、長野県では未だに医師は特別な存在なのだろう。
ところで、玉村本店の志賀高原ビールは、マジうまい!
贈答品にももってこいだ。
ここの奥さまとは、かつて小原流の華道教室でご一緒させていただいた。
因みに、わたしの華道教授の号は、豊千です。
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