無視されていると悩むのは?
無視されていると悩むのは?
イジメの悩み相談で良くあるパターンに「無視されている」というものがある。
何故、人は「無視されているのはつらい」と、感じてしまうのか?
それは、そう思う人の中に、周囲の人たちに対する過度の「甘え」があるからだといわれる。
「甘え」とはすなわち、「依存」である。
つまり、自分に何かをして欲しいとか、相手は自分の思い通りに行動したり思考してくれないとつまらないという、いわば自分勝手な期待のことでもあるのだ。
この「甘え」があるからこそ、自分の思い通りにならない周囲に対して、「彼らはわたしを無視している」といって、悩むわけである。
では、もともと周囲に何の期待も希望も懐いていない場合は、どうだろうか?
たとえば、いつも道ですれ違うだけの見知らぬ赤の他人に対して、人は「あの人、わたしを無視している」とは思わないはずである。
いや、むしろ、面倒な挨拶を交わす必要もないので、無視してくれてありがたいとさえ思うのではないだろうか。
もしも、あなたの中に、「自分は皆から仲間外れにされている」などの「無視系」の悩みがある時は、あなた自身が周囲の人間たちに、「自分を認めて欲しい」というような過度の期待をかけないことで、その悩みは大半が解決するものなのだ。
「どうせ、一生付き合う相手じゃないし・・・」
そう思うだけでも、かなりの範囲で気持ちの平安は保てるものなのである。
<今日のおまけ>
今日は、素晴らしい好天に恵まれて、絶好の行楽日和でしたね。
でも、街中は、相変わらず静かでしたけれど・・・。
つい先日咲いたばかりの桜も、もう散り始めてしまいました。
今年は、花の時季も短かったような気がします。
ところで、あなたは、完璧主義の方ですか?
この完璧主義ですが、これがひどくなると、何かことを起こして失敗することを恐れるあまり、何も出来ない人間になってしまうそうですよ。
これは、自分の中にある批判者(内なる母・インナーマザー)の仕業なのだとか・・・。
慎重派の日本人は、このインナーマザーが特別に強い国民性を持っているのかもしれませんね。
関連記事