ぜ----という語尾が意味するもの
ぜ----という語尾が意味するもの
男性が時々使う「ぜ」という語尾には、どういう意味が含まれているのだろうか?
「今度、飲みに行こうぜ」
「よかったら相談に乗るぜ」
近頃はお笑いピン芸人のスギちゃんも、この「~だぜェ」を連発している。
「ワイルドだぜェ~。最終回の登板が残っているのに阪神ファンが、どんどん席を立って行ったぜェ~」
(スギちゃんは、プロ顔負けのマジックの腕前を持っているのに、どうしてこんな芸で人気を集めているのか不思議なのだが・・・)
どうやら、この「~ぜェ」には、相手に対する男性特有の優越感や寛大さを見せるという意味があるようで、下目に見ている相手にほど、使いたくなってしまう語尾なのだそうだ。
つまり、スギちゃんの芸が可笑しいのは、スギちゃんというどう見てもうだつの上がらなそうな滑稽な風体の男性が、その事実に気付かないまま、観客に向かってさも自分の方が立派な人間なのだとアピールするところにあるのだが、その効果を倍増しているのが、この「~だぜェ」なのである。
しかも、この「~ぜ」には、相手に対して「きみだけなんだ」という切迫感がない。
「きみの相談は受けてやるよ。でも、こっちもそう必死になって相談に乗るわけじゃないからな」
と、いう気持ちがやんわり透けるのが、この「~ぜ」なのである。
こういう語尾を頻繁に使う男性の性格は、どちらかというと親分肌の兄貴風を吹かすタイプだから、こういう男性の気を惹きたいと思うのならば、逆に、
「自分にとっては、あなたこそ特別な人です」
的な態度や言葉使いをすることで、好感度は上がるそうである。
因みに、この間の「(笑)の考察」に補足するのだが、この(笑)には、本心をカムフラージュするという役割があるのだが、冗談ぽい事柄のあとに(笑)が来ていた時は要注意である。
たとえば、「きみに対して良からぬ気持ちなんか持たないから。(笑)」のような場合は、「持つかもしれないぞ~」という気持ちが十分に隠れていると思った方が無難だとのことである。
<今日のおまけ>
「そうでしょう?そう思わない?」
「おいしいよね。おいしいでしょう?」
こういう押し付けがましい言い方をする人は、幼少期にやはり親からそういう言い方をされた人だという。
周りが自分の意見に賛同しないと、途端に不機嫌になる。
こういう人は、自分の意見を持っているのではなく、誰かが言った言葉を自分の感想だと思い込んでいるだけの場合が多いそうだ。
「スイカはおいしいはず」「この映画は面白いはず」といったように、それが当然のことだとの認識でいるので、他の意見を決して受け付けない。
何もかも自分のやることのみが正しいと思い込んでいる、実に厄介な人でもあるのだ。
だから、大人が子供に話をする時は、「おいしいね」ではなく、 「どんな味がする?」「好きな味かな?」というような訊ね方の方が子供ののびのびとした自由な感性を導き出すことが出来るという専門家もいるようだ。
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