褒められると黙りこむ人は・・・
褒められると黙りこむ人は・・・
あなたの周囲に、やたらに自画自賛をする人がいたら、一度試してみて欲しい。
「そうなの。それはすごいわね。じゃァ、今度はあなたにお願いしようかしら。そういうことはお得意のようだから」
そんな風に、自画自賛する相手を褒めたとき、一瞬でも相手が言葉に詰まるようなら、その自慢はほとんど嘘だと考えて良いそうである。
自画自賛が癖の人は、とかく実際よりも自分を立派に見せたいという欲求を満たすため、話を大きくでっちあげる傾向がある。
本当は、自分から頼んだことでも、人望を見こまれて相手から持ちかけられたことのように話を逆転させたり、自分がしたことではないのに、自分がしたように吹聴したり、やってもいないことをやったということなどお手のものなのである。
嘘も方便と言うが、そういう人は方便だけで生きているようなものなので、真の自分を認めるのが怖いのだ。
だから、真実をズバリと突かれると、二の句が継げなくなる。
「今日は、頑張って大仕事をした」
と、そういう人が言っていても、額面通りに信じてはいけない。
それも真実かどうか疑わしいからだ。
単に、あなたからの褒め言葉を期待しているだけかもしれないのだから。
そういう時は、こう訊ねてみよう。
「へえ~、それはお疲れさま。で、どんな大仕事をしたわけ?」
<今日のおまけ>
最近は、ドラマでも煙草を吸うシーンをあまり見なくなった。
それでも、少し前に撮影された再放送などを観ると、まだ、刑事や犯人が煙草を吸うシーンが出て来る。
「え~、この俳優もタバコ吸っていたんだ」
なんて、思わず驚いてしまう自分がいて、社会から煙草が消えつつあることを如実に感じている。
そういえば、父親が禁煙してからというもの、わたしの周囲では煙草を吸う人をパッタリと見かけなくなった。
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