共同浴場のお湯が・・・

ちよみ

2013年07月31日 20:16

共同浴場のお湯が・・・




    昨日、いつものように共同浴場へ行ったのだが、ドアを開けて入ると同時に、中から先に入浴していた女性がいきなり顔を出した。

    「お湯がどんどんなくなって行ってしまうんだよね。栓がずれてしまっているようで・・・。誰かが踏んだ拍子にずれたんだと思うんだけれど、これが、ずれたままガッチリはまりこんでしまっていて、びくともしないのよ」

    わたしも、脱衣所へ入ると、ガラス扉越しに浴場内をのぞいた。

    浴場内には、もう一人近所の主婦が入っていて、何とも弱り顔をしている。

    浴槽の中には、既にお湯がほとんどない。

    二人が入浴し始めた時は、まだお湯が八分目ほどはあったようなので、栓がずれていることに気付かずに入ってしまったらしい。

    石鹸で体を洗い始めてから気付いたのだという。

    「悪いけれど、責任者に言いに行ってもらえる?」

    と、頼むので、わたしは慌ててそこから出ると、さっそく女性管理者にこのことを伝えに行った。

    すると、管理者は、

    「え?----またなんですか」

    と、驚いた様子で、すぐさま共同浴場へ直行。

    わたしはそのまま家へ帰って来てしまったのだが、どうやら、その後も栓はずれてはまったまま動かず、女湯にはしばらく入浴出来なくなってしまったようだ。

    が、問題は、既に入ってしまっている女性たち。

    洗い場に出ている熱いお湯を洗面器に汲んでは水とまぜて根気よく使い、何とか石鹸を洗い流すと、ようやく上がることが出来たそうである。

    わたしはといえば、仕方がないので自宅の風呂を使った。

    あれから栓は直ったのだろうか?

    今日行った時には、しっかり確かめてみなければ・・・。





<今日のおまけ>



    今日行ってみると、湯船の栓は、新しいものに取り換えられていた。

    夏は特に温泉に入らないと、身体のサッパリ感が得られない。

    水道水を温めたお湯へ入るのと、温泉へ入るのとでは、湯上り後の涼しさも違うように思う。

    今日は、また真夏の暑さが戻ってきたので、午後はうだるような不快感が・・・。

    風が吹いていたのが、やや救いだったが、じっとしているだけでも汗が噴き出す。

    共同浴場に来ていた女性たちは、口々に、「(栓が)直って良かったね~」と、話していた。

    
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