バカバカしいこと・・・・・570
~ 今 日 の 雑 感 ~
バカバカしいこと
最近、実に、バカバカしいことが多い。
人の言葉のあまりの軽さに呆れるばかりなのだ。
「~する」と、宣言まがいのことまでも聞かせておきながら、その舌の根も乾かぬうちに、臆面もなく前言を撤回する。
どうでもいいようなことならば、こちらも、「またまた、ご冗談を----」ってな、軽いノリで話を聞いているからいいのだが、こと一番真剣な面持ちで襟を正して「聞いてもらえる?」と、言って来た言葉が、よもや一夜にして覆るなどと、誰が想像するだろうか?
また、こちらもお節介に同情したり意見を言ったり、相手の話に親身になって首を突っ込んだのが悪いのかもしれないが、こうもあっさり前言撤回されたのでは、まったく立つ瀬がない。
わたしの担当医が、「死ぬ、死ぬ」と、口にする高齢女性に、「だったら死ねば!!」と、言ったことがあったが、今の時代は、これが正しい答え方なのだろう。
その医師は、安易に同情などしたら自分がバカを見るだけだと、いうことを十二分に熟知していたのだと思う。
人のために真剣になることが出来ない時代----それが、今なのだ。
だから、最近のテレビドラマは、やたらに友情物が多い。
足元の見えない時代だからこそ、いつであろうと決して自分を裏切らない確証が欲しいのだ。
みんなそれぞれに一生懸命毎日を生きているのだが、その生き方が必然的に他人を騙すことになってしまうのもこの時代なのだ。
だから、決して揺るぎのない確かな物が欲しい。しかし、そう言う自分自身が揺らぎに揺らいでいるのだから始末が悪い。
他人を信じたかったら、まずは、自分を信じさせろ。
一度口から出した言葉は、自分の信用だと思え。
もしも、その後撤回する可能性があるものなら、最初から口に出すな。
自分で結論を出すつもりなら、端から他人に相談するな。
本当に、バカバカしい話である!
<今日のおまけ>
天気はいいが、とにかく寒い!!
これでは作物の苗うえも出来ないと、農家の人は嘆いている。霜にやられる可能性もあるからだ。
今年は野菜の高騰が続くかもしれないな・・・・。
「医師は、忙しくて当たり前」
この考えが当たり前だと思っている住民に落胆し、北海道のとある町の診療所から、三人の医師がいなくなった。
24時間のコンビニ診療が当然のように、夜昼関係なく自分の好きな時間に住民たちは診療所へやって来る。
時間外にもかかわらず、診察しない方が悪いと医師を非難する。
地域医療を崩壊させたのは、いったい誰であろうか?
それは住民たち自身なのだ。
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