男のおひとり様時代・・・・・565

ちよみ

2010年05月25日 20:56

~ 今 日 の 雑 感 ~


男のおひとり様時代



   
    女とは、本当にどうしようもなくしたたかで計算高い生き物だと思う。

    こんな風に思うのは、わたしがある意味、男でも女でもない思考の範疇にいるからなのかもしれない。

    世の男性たちを見ていても、なんでそんなことが判らないのか?と、思うこともしばしばだが、それ以上に女たちの狡猾さには舌を巻くばかりである。

    自分の方へ周囲の視線を集めたいと思えば、自身の立場など関係がないのだ。とにかく、がむしゃらに目的のために突き進む。そこには、こうあるべきのような世の常識などまったく意味をなさない。

    己の本能の赴くままに突進するのみなのだ。

    彼女たちを見ていると、正に上海事変時の爆弾三勇士を彷彿とさせる。

    しかしながら、表向きだけは体裁を整え、甘言を弄するのだ。

    そんな言葉のまやかしに、男性たちはまんまと乗ってしまう。いや、男性ばかりではない。素直で純粋な心の持ち主たちは、男女にかかわらず簡単に騙されてしまうのだ。

    そして、そういう女たちは、自分の世間的地位や贅沢な暮しを維持するためになら、臆面もなく男性たちの寂しさに付け込んで行く。

    最近、とみに世間を騒がせた三十代女たちの犯行による複数の知人男性失踪事件も、こうした風潮の究極の姿であろうと、思うのだ。

    では、どうして、こんなにも簡単に騙される男性たちが多いのか?

    それは、一言で言って、男性の日常生活における女性依存度があまりに大きすぎるからなのである。

    炊事、洗濯、育児に家計、家事全般を男性が一人で出来れば、これだけの便利な世の中である、正直、女など不要だと思ってもおかしくはない。

    かくいう、わたしの弟などは、「女房など、うっとうしくて、金食い虫で、役立たずのごくつぶしだ」と、言っている。

    男に、経済力も生活力も伴ってさえいれば、女性には子供を産んでもらえばいいだけで、あとは必要などないのだ。

    こういう考え方は、以前は女性がするものだった。

    男は、給料さえ運んでくれればいい。子供が産まれたら用済みだと-----。

    しかし、その言葉は、今、そのまま女たちに向けて、男たちから発せられ始めている。

    そうなれば、これまで以上に晩婚化や少子化は進むだろう。

    これからは、男性にこそ「おひとり様力」は、試される時代が来たのかもしれない。

<今日のおまけ>

    そこで、「おひとり様男子」に言いたいことは、とにかく「友人」を作れということだ。

    間違って欲しくないのだが、「恋人」でもなく「愛人」でもない、「友人」である。

    「恋人」や「愛人」には、必ず遅かれ早かれ利害関係が生ずる。駆け引きや嫉妬などの煩わしさも持ち込んで来るだろう。

    しかし、「友人」は、言わば気兼ねのないご近所と同じであるから、あっさりとしたギブアンドテイクが成立するのだ。

    が、間違ってはいけないことは、その「友人」との関係もテイクだけでは成り立たないということである。

    つまり、「義理」を忘れさえしなければ、そこそこ何とかなるものだと、いうことなのであろう。


    ところで、例の慈恵会医大の医師だが、堕胎の関与を認めたそうだ。

    看護師へ飲ませる子宮収縮剤を病院の調剤室から担当患者の名前を借りて入手したその日に、現在の妻と入籍していたそうである。

    まるで、火サスも真っ青の事実だ。医師の実家の医院も家宅捜索され、両親はどんな気持ちだったろうか?

    親御さんにとっては、本当に気の毒な話である。
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