恋の終わりは成長のチャンス・・・・・832
~ 今 日 の 雑 感 ~
恋の終わりは成長のチャンス
女性にとって、一つの恋の終わりは、人間としてさらなる成長が期待できるチャンスでもある。
それも、手痛い失恋ほど、その後のステップアップは大きい。
彼がいつの間にか自分の前からフェードアウトして、悔しさと悲しさと、惨めさと怒りで夜も眠れないほどの七転八倒をしているうちに、いつの間にか、ふっと気持ちが軽くなる時が来る。
この瞬間を逃さず、これまでの自分から思い切り脱皮して、新しい出会いに向かって前進できるのも女性なのだ。
髪を切るのも、これまでの元彼との思い出が染みついた服を捨ててしまうのも、効果的である。
そうやってまったく新しい自分に変身するのだ。
そうこうするうちに、必ず新たな男性との出会いは訪れるものなのである。
しかし、そんなことをしていると、何故か元彼から突然の連絡が入ったりする。いや、ほぼ八割方の男性が、元カノとの別れののち一年以内に再び連絡をしてくるらしい。
男とは身勝手な生き物で、自分が振っておきながら別れてしばらくすると、どういう訳か元カノのことが気になって仕方がなくなるようなのである。
彼女を裏切ったという後ろめたい思いと、現在の自分の生活に飽きてきた気持ちと、もしかしたら、まだ自分を好きなのではないかという自惚れが交錯して、つい連絡を入れてしまうものなのだ。
ところが、彼女の方は、もはや昔の男に未練などはない。
歌にもあるように、「愛していたのかも~、思い出せないほどよ~」と、いうことになっている。そうはいっても、久しぶりに会いたいという元彼の頼みをきいて、会うだけは会ってもいいだろう。
でも、その時、これでもかというほどに以前とは別人のようなスタイルで会いに行くのである。
そう、元彼が「きみ、誰?」というほどに変身して行くのだ。態度も声のトーンも変えてみよう。そして、元彼の自分に対するイメージを根底から覆すのである。
そうすることで、元彼を上から目線で見下し、別れてしまったことを後悔させることも出来るのである。
男性は女性と違って、自分を180度変えることなど絶対にできはしない。つまりは、3歳児から一生性格的には成長できないのが男というものなのである。
しかし、女性は恋を経験するたびに心の再生をしつつ人間としてどんどん成長できるのだ。
正に「涙の数だけ強くなれるよ」なのである。
そうやって、女性は常に進化し続けるのである。
<今日のおまけ>
男が女にかなわないのは、失恋からの立ち直りの早さと強靭さだそうである。
男は手痛い失恋をすると、下手をすればそれだけで一生浮かび上がれないこともある。
しかし、女性は、心の中にいくつもの自分を持っていて、まるで、「バイオハザード」のヒロイン・アリスのように進化したバージョンを新たに送りだすことが可能なのだ。
だから、昔の失恋を笑い話にも出来るのである。
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