ちょっとしたマナーが大事・・・・・831
~ 今 日 の 雑 感 ~
ちょっとしたマナーが大事
昨日の素晴らしい好天は何処へやら・・・、今朝はどんよりとした曇り空。
でも、お昼過ぎからは、何とか日差しが戻りました。
それにしても、連絡とかお礼の挨拶とかは、出来ればこまめにして欲しいものですよね。
結婚式のご祝儀やお祝いのプレゼントなど、式当日に出席できない人が後日渡すこともあるのですが、新郎新婦本人が新婚旅行でいなかったりする場合、本人たちの両親に預けることもあります。
そういう時、新婚旅行から二人が帰って来ているにもかかわらず、一切お礼の電話やメールが来ない場合もあるようです。
その両親と新郎新婦間の連絡が取れていないのか、両親が二人に渡すのを忘れているのか、それとも、結婚した二人がもらったことを忘れているのか、理由は判りませんが、たとえ両親がお礼を言ったとしても、本人たち二人から改めてお礼を言うのがマナーだと思います。
最近は、こういうちょっとした礼儀がおろそかになっていることが多いので、世の中の人間関係がぎくしゃくしがちなのです。
実は、わたしの知り合いの男性にも、こんなことがありました。
今から五、六年前のことですが、その男性の友人が亡くなりました。
知り合い男性は、お葬式の日に仕事が入っていたため、後日香典をその亡くなった人の家に持参したのです。
しかし、その日家族はあいにく留守で、留守番と称する女性が一人いただけでした。男性は、その女性に香典を渡し、仏壇にお参りをさせてもらい帰宅したのですが、それから10日が過ぎても亡くなった人の家族からお礼の電話一本入らないので、不思議に思い、そのお宅へ連絡してみたのだそうです。
すると、その家族が言うことには、
「ちゃんと、御香典は頂いております。ありがとうございました」
男性は、留守番をしていた女性が香典をもらったことを家族へ報告せず、こっそりポケットに入れてしまったのではないかと考えていたのですが、そうではなく、ちゃんと家族にわたっていたことが確認でき、ホッと一安心したのだとか・・・。
それにしても、家族から一言、「今日は、ご丁寧なお心遣いをいただき、ありがとうございました」の電話連絡があれば、これほどやきもきすることもなかったのだと、男性は不機嫌そうに話してくれました。
ちょっとした連絡など、どうでもいいことのように思われがちですが、そういうささいな一手間が、世知辛い世の中の人間関係を円滑に進めるためのコツなのではないでしょうか?
面倒くさいと思わずに、今後のお付き合いのためにも最低限のマナーとして、こまめに対応していきたいものですね。
<今日のおまけ>
今朝のような曇天は、頭も身体も動きが鈍くなるような気がします。
それにしても、男の人はどうして自分の見栄ばかり先行させるのでしょうね。
判らないことを、判らないというのは沽券にかかわるとばかりに、人に訊ねることもせず、結果墓穴を掘る人のなんと多いことか・・・。
これも香典にまつわる話ですが、故人の家を間違えて香典を渡して来てしまったという男性もいるのです。
一言、「ここは、〇〇さんのお宅ですか?」と、訊ねておけば済む話を、さも知っているとばかりに上がり込み、また、偶然、その家にも亡くなったばかりの人の遺影があったので、少し似ていないなァ・・・とは思ったのだそうですが、そのままお参りをして帰って来てしまったのだそうです。
まったく関係ない赤の他人の家へ香典を置いて来てしまったというポカをしでかす破目になったわけで、見栄っ張り、知ったかぶりも大概にしたいものですね。
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