自粛ばかりでは・・・・・995
~ 今 日 の 雑 感 ~
自粛ばかりでは・・・・
「噂の東京マガジン」で司会の森本さんの発言だったと思うんだけれど、
「東京中が自粛ムードで、街に活気がなくなっている。これでは、被災地も元気になれない。自粛も度が過ぎると、逆効果だ」
という趣旨のことを話していた。
とにかく何かに付けて周囲の目を気にしている人も多いらしく、隅田川の屋形舟を営業する船宿の女将さんも、花見シーズンのキャンセルが相次いでいて頭を抱えていた。
確かに、過剰なバカ騒ぎは考えものだが、年に一度のお花見まで自粛する必要もないのではないかと思う。
避難所の被災者の方々をお花見にご招待することだって出来るだろうし、それが無理ならば、桜の方から避難所へ出張すればいい。
買い物も外出も控えるのは、少しやり過ぎだと思うし、そんな時は歌手やお笑いタレントの人たちが避難所を回って、場を盛り上げることもいいのではないだろうか。
今の日本人には、良い意味での強靭なしたたかさが必要なのではないかと考える。
ところで、テレビの報道バラエティー番組で、あるコメンテーターが発言していたのだが、
「この大震災に対する危機意識や自粛反応は、東北関東という被災地に近い地域ほど強く、関西や西日本の地域の人たちは比較的冷ややかだ」
と、いうことらしい。
阪神淡路大震災の際は、日本中の意識が関西地域に注がれたが、今回は、それ以上の被害にもかかわらず、どういう訳か、西日本の人たちの反応がイマイチ鈍いのだそうだ。
田舎で起きた災害だからなのか?それとも、津波によって街がすべて流されてしまっているため、その悲惨さが映像から実感として伝わらないからなのか?
国内の東と西の温度差が気になるということであった。
<今日のおまけ>
病院の待合所で椅子に腰をかけていたら、隣のお兄さんが突然くしゃみをし始めた。
そのくしゃみが何度も続く。
風邪か?それとも花粉症か?
想像をめぐらしてみたが、やがて、理由が判った。
お兄さんの左隣に腰かけていたおじさんが診察室へ入った途端、くしゃみがやんだのだ。
お兄さんのくしゃみの原因は、そのおじさんの香水がきつ過ぎたからだった。
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