女性が占い好きなわけ
女性が占い好きなわけ
この間、ニュース番組の中の特集で、「何故、女性は占いにはまりやすいのか?」と、いう話題を取り上げていました。
番組には占い師の女性も何人か登場していて、一人の女性占い師が説明することには、
「占いは、ある意味女性にとって心のサプリメントのようなものなんですよ」
と、語っていたのが印象的でした。
確かに、そうなのかもしれませんね。
占いは、それを信じる人にとっても、決してはっきりと効き目が判る医薬品のようなものではなく、飲んでいると安心出来るとか、ちょっと調子が良いような気がする----と、いった具合の、あくまで個人の微妙な感覚で評価出来る程度の心の栄養剤なのかもしれません。
「〇月が誕生月のあなたの今日の運勢は、何事にも前向きに取り組むことで交友関係も好転し、仕事も順調に進むでしょう」
たとえば朝のテレビ番組の占いコーナーでこんな結果が出たとしたら、何とはなしに、
「よし、今日も一日前向きに頑張ろう」
という気合いも入りますよね。
それにしても、どうして男性に比べて女性の方が占いを信じやすいのでしょうか?
いや、頭から信じないにしても、占いが好きな人が女性には多いように思います。
それは心理学的に考えても、男性よりも女性の方が物事を受け身に捉える人が多いことと関係があるようです。
また、女性はたとえ男性と職場が同じでも、事務職や専門職などで働く割合が高いために、日々限られた人同士の交友関係しか体験できず、世間が狭いということにも理由があるようで、さらに、家庭の主婦ともなると、家族以外の他人との接触はますます少なくなるはずです。
となると、単調な毎日の退屈さを紛らわせるもっとも手っ取り早い方法が、いわゆる「空想」とか「想像」の類です。
人は、「もしも----が起きたら・・・」と、空想や想像といった仮想世界を思い描くことで明日への活力を養おうとする生き物ですから、結局は「希望」とか「夢」というものも、この未来の仮想世界に向かって歩もうという意志の表われと考えるべきなのです。
つまり、占いは、そうした仮想世界を思い描くための入口を示してくれる道しるべの役目を果たすものだといえるわけで、毎日の仕事で目の前の現実と向き合う必要に迫られる男性よりも、女性の方がより空想を巡らせる時間が多いということに、主な理由があるのかもしれません。
<今日のおまけ>
今日もとてもいい天気ですが、やはり週末は雨になるようですね。
どうも、最近は終末の天気が悪い日が続いています。
観光地の行楽には週末の好天が重要なのですが、うまく噛み合いませんね。
気持ち的にも雨の日に外へ出たいと思う人はあまりいませんし、購買意欲にも水をさします。
天気の良し悪しは、病気の人の体調にだって影響大です。
天気が良いと、気分的に免疫力だってアップするでしょうから、出来れば良いお天気が続いて欲しいものですね。
ところで----、
AKB48メンバーが口移しでキャンディーをリレーするUHA味覚糖「ぷっちょ」のテレビCMに視聴者からの批判が多かったとBPO(放送倫理・番組向上機構)が発表している。
問題となっている「リレー」編CMは先月15日の放映開始からさまざまなところで話題になった。それを如実に反映したのが3月にBPOに寄せられた意見だ。同ホームページに掲載されている意見には、「子どもが真似をしそう」「食べ物で遊んでいるとも取れる」といったものから、「こんな品位の欠けるCMはやめてほしい。食べ物を口移しでリレーすることは不衛生だし、気持ちが悪い」というものがある。(YAHOO!ニュース)
だそうですね。
このCMが放送され始めた時、わたしも、「これって、PTAなどで問題になるんじゃないかなァ・・・」と、一抹の懸念がありました。
口移しのリレーって、見方によっては女の子同士のキスシーンのようにも受け取られ兼ねないし、確かに衛生上もあまり関心出来ないですよね。
そういえば、他のCMでも女の子同士でペットボトルを飲み回しているようなシーンがあったような・・・。
映像世界だけの作り事としてなら微笑ましさや可愛さの許容範囲として頷けることでも、現実に子供たちが真似をしたら・・・と、心配する親御さんの気持ちも判らなくはありません。
彼女たちの可愛さを強調するCMならば、もう少し違うやり方もあったのでは・・・?と、思います。
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