真の意味での親密さとは

ちよみ

2012年07月01日 17:18

真の意味での親密さとは



    「私だけのあなたでいて!」

    こんな風に相手を束縛する家族や友人同士は多いものである。

    こういう関係者には、大概において「あばたもえくぼ」的な感性が付きものなのだそうだ。

    つまり、本当の相手を見ていないのだ。

    そして、相手に自分の理想像を無理やり当てはめて、「きっと、そうなんだ」と、満足している。

    彼らがそんな関係の場合、どちらかに別の親しい人物が現われたりすると、途端に愛情が敵意に変貌したりもする。

    そういう関係は、真の親密さではないとある心理学者は説いている。

    では、本物の親密さとはどういうものなのか?

    それは、自分と相手が親しい間柄だとして、もしも相手に別の親しい友人が出来てもそのことを不快に感じたりしないという関係なのだという。

    もちろん、相手のことが大好きではあるが、相手の欠点も欠点として受け入れられることが大切で、そこにはごまかしがないということなのである。

    とかく、大好きな相手の欠点は見たくないものだから、それには目をつぶるという選択をしてしまいがちである。

    しかし、そういう関係に真の友情や愛情は育たないのだそうだ。

    



    とはいっても、これは実に難しい。

    親密だからこそ、相手を束縛したがるのであって、相手がどんな人と付き合おうが関係ないと思えるなら、それほど相手に関心もないということに他ならない。

    相手の欠点は欠点としてしっかり認識しつつ、さらに相手を好きになれるか?----と、いうことも、至難の技といえよう。

    親子、兄弟ならばそうしたことも可能かもしれないが、友人同士や恋人同士など元は赤の他人ともなれば、よほど心が広い人でもない限り、そこまでの愛情を持続できるかは疑問だ。





        
<今日のおまけ>

    今日は、雨降りですね。

    久しぶりのおしめりというところでしょうか。

    この雨で、紫陽花の色もグンと鮮やかになるのではないかと思います。

    昨日は、暑かったので、今日の涼しさが嬉しいですね。



    で、ここ数年身体が自由に動かなかったので、高い棚の掃除も行き届きませんでした。

    そこで、今日は一念発起。

    長年降り積もったほこりを掃除機で吸い取っていたら、まだ足が浮腫む前に履いていた靴やおしゃれを楽しんでいた頃のバッグがたくさん出て来ました。

    中には、頂いたまま一度も使っていなかったり、記憶にもないくらい久々に見るバッグも出て来て、今でも十分ファッショナブルなので、これは使わにゃ損だろう----と、さっそく箱から出しました。

    わたしって、意外に物持ちだったんだなァ・・・と、改めて気付いた次第です。


    
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