小林幸子騒動について

ちよみ

2012年07月01日 21:20

小林幸子騒動について





    事務所幹部解任騒動の渦中にある演歌歌手小林幸子が6月27日に会見し、翌28日に元社長がマスコミ各社に反論FAXを送るなど、小林の会見がさらに泥沼化を招いている問題で、歌手・和田アキ子が1日、TBS系「アッコにおまかせ!」で「何で元社長と(直接)お話しないで、テレビを通じて『申し訳ない』と言うの?」と小林の対応と発言に疑問符を投げかけた。

    小林はスポーツ新聞各社との会見の中で、法的解決金として元社長と元専務に計6000万円を支払うことが決まった後、知人らに「彼女たちの嘘(うそ)がどんどん暴露されていくと思います」と300字以上の“宣戦布告メール”を送っていたことについて“追及”され、「意識がもうろうとしていたから(何を打ったか)覚えてない」「睡眠導入剤を飲んでいて、よく分からない」などと釈明した。

    このことにも和田は、「意識がもうろうとして…とか言ってるけど、しっかり絵文字も入ってるし、これだけ(しっかりした長い文章を)打てるのがすごい。私なら打てない。薬(睡眠導入剤)効いてなかったんじゃない?」「眠れないなら薬、変えた方がいいよ」などと、冷静に指摘。小林の言い訳めいた釈明の矛盾点をついた。(YAHOO!ニュース)




    この番組、わたしも観ていた。(~_~;)

    和田アキ子さんは、「長年、二人三脚でやって来た女性同士が、どうしてこんな形で反目し合わなければならないのか判らない。今まで、ありがとう----では、何故いけなかったのか?」と、いうような疑問を投げかけていた。

    また、「小林さんは、夫が事務所に関与していることは絶対にないといっているが、それも事実かどうか・・・」と、元社長とのトラブルには小林さんの夫の存在が関係しているのではないかと、暗に指摘していた。

    この騒動を見るにつけても、思い出されるのは例のオセロ・中島知子さんの問題である。

    女性二人が正に共生関係で仕事をして来た場合、こうした事態はある意味想定内のことだと考えられるのである。

    共生関係とは、他者の関与を許さないほどにお互いがもたれ合い支え合って一つのことを成し遂げるという時に生じやすい心理状態だそうで、そこには家族以上の心の束縛が起き得るのだといわれる。

    共生関係は、排他的であるが故に、真の信頼関係が築けない。

    常に、互いを監視し合い、疑い合いながらも離れられないという二律背反を抱え続けるのである。

    オセロ・中島さんが占い師に救いを求めた理由も、相方の松嶋尚美さんが結婚、出産という経緯で、中島さんとのこれまでの友情にある意味ひずみが生じたためだという。

    つまり、中島さんは、信頼していた相方に裏切られたという思いに至ったのではないかと、推察する人もいるのである。

    女性の友情が脆いと言われる理由には、こうした女性特有の心理状態が深く関係しているのである。

    女性は、心を許せる異性が現われた途端、その異性の方に90パーセント以上の関心が向いてしまう。

    自分では、そんなことはないと言いながらも、一方の女性は相手の心情の変化を敏感に感じ取らざるを得ないのである。

    小林さんとこの元社長の間にも、これと似通った感情が交錯した可能性は否定できない。

    元社長にしてみれば、小林さんとは、正に夫婦同然の密着感をもって長年苦労を共にして来た戦友であったはずなのだが、小林さんに彼女以上に信頼できる男性が出来た途端、その信頼が次第に疑念へと変化したのではないだろうか?

    それでも、夫が事務所の経営方針に口を挟まない間は、大人としての理性でそうした疑惑や嫉妬心を押し隠して来たのだろうが、彼の事務所への口出しでその辛抱にも限界が来たということなのであろう。

    これからも、小林さんと元社長は、直に顔を合わせることはないままに、互いの疑心暗鬼の芽を育て続けるのかもしれない。

    一度相手に不信感を覚えた共生関係女性は、よほどのことがない限り相手を許さない。

    おそらく、小林さんが夫と離婚しない限り、元社長の怒りは治まらないのではないかと思われる。



<今日のおまけ>

    今日は、一日中雨でしたね~。

    ところで、昨夜放送の「一休さん」観ましたか?

    鈴木福くん、本当に可愛かったですね。

    善光寺参りに旅立った母上を必死で追いかけるシーンは、感動ものでした。(T_T)

       
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