不景気が変えたもの

ちよみ

2012年11月15日 12:11

不景気が変えたもの


   

    今日も寒いが、お天気は晴れ。

    NHKの森本アナウンサーが痴漢容疑で逮捕のニュースにはビックリした。



    近頃、移動販売の車が増えたような気がする。

    これまでは、店を構えて豆腐やパンを売っていた経営者たちが、店で待っていても客足が伸びないので、自ら客の所まで出向く移動販売を始めたのだという。

    つまり、それだけ世の中が不景気だということである。

    観光地へ来ても景色を観るだけで、お金は落とさない。

    旅館やホテルには、食事なしのいわゆる素泊まり客が増え、無料で温泉入浴が出来るというところばかりに人が集まる。

    飲食をする客が減ったので、アマチュア作家のための個展会場に店舗を利用してもらい、利用料を収入の足しにするという、新手の作戦に出た喫茶店やレストランもあるそうだ。

    東日本大震災のための復興予算を、わずか一年半で15兆円も無駄に食いつぶした官僚たちを野放しのまま、増税だけはやるというのだから、国民を干上がらせて何の復興か・・・と、問いたい。

    志賀高原のホテルも、負債を抱えてさらに二軒ほど倒産したという。

    「地獄谷野猿公苑は、本当にきれい。こんなに素晴らしい場所があって、地元の人は幸せですね」

    一人の観光客が話していたが、景色でご飯は食べられませんから・・・と、商店の経営者は苦笑していた。




    
<今日のおまけ>

    志賀高原の山々は既に雪で真っ白だ。

    今年は、例年になく寒気の来るのが早いようだ。

    そのせいか、紅葉も鮮やかな気がする。

    写真は、湯田中駅「楓の湯」

    足湯にもビニールの覆いが出来た。

    
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