夢の話・・・・・249

ちよみ

2009年11月19日 12:25

~ 今 日 の 雑 感 ~


夢 の 話



    わたしは、夜就寝中によく夢を見ます。

    夢には、頻繁に登場する共通項があります。


    ①   電車・駅

    ②   学校などの広い建物の内部

    ③   デパートの衣料品売り場

    ④   アパートや料亭のような部屋がたくさんある場所

    ⑤   お寺

    ⑥   電話のかかる夢

    ⑦   坂道を下ったところにあるお好み焼屋


    ざっと、こんなところです。おそらく、これまでに体験して来た現実の風景などが夢の中でデフォルメされたりごちゃまぜになったりして、現われるのだと思うのですが、本当に、頻繁に出て来る物もあります。

    特に、電車の車内の情景と駅は、頻繁に出現します。切符を買おうとしても、どうしたらよいのか判らないとか、乗車する電車が判らないとか、降りるべき駅を乗り過ごしてしまったとか、そんな夢が多いのです。

    また、学校などの広い内部の建物は、時に空港だったり、工場だったりもします。これは、おそらく、学生時代の記憶がベースになっているものだと思うのですが、ここに関連して起きる現象は、大学時代の単位の取り忘れという状況です。しかも、何故か、わたしは、その大学を一度ちゃんと卒業しているのです。それなのに、どういう訳か二度目の入学をしていて、数学の単位がどうしても足りないと、ものすごく焦りまくるという夢なのです。

    しかし、おかしなことに、わたしの実際の大学時代、数学は必修科目に入ってはいなかったのです。ただ、教職を取ろうと思い立ったのが、既に三年になった時だったので、周囲の友人も教授も、今から下の学年の者たちと同じ講義を受けたり、一日びっしりの授業が入るのは、正直きついぞと、忠告はしてくれました。

    まあ、どうせ、同じキャンパス内の学生寮にいるのですから、一日中大学内にいても変わりはない訳ですが、少々奇異な人間に思われていたきらいはあったと思います。

    そんな時の内心の焦りが、未だに夢になって出て来るのでしょうか?

    デパートの衣料品売り場の夢に関しては、これも何となく理解が出来ます。十年程前までは、しょっちゅうデパートやブティックなどに出入りしていたものですから、夢の中でまで、お気に入りの洋服を見付けようと悪戦苦闘するのです。しかも、そこに、大学時代のダンスパーティーの記憶が重なってしまうと、もうハチャメチャです。

    ダンパの時間は迫る。しかし、着て行くドレスが決まらない。その日のためにと準備しておいたアクセサリーが見つからない。パニック状態に陥る訳です。

    本当に、アホらしい夢なのですが、夢の中のわたしは、もう、ブチ切れ寸前です。

    そして、何故か、お寺。広い本堂から境内を眺めると、鐘楼に釣鐘があり、春風が心地よく吹いて、その釣鐘が静かに揺れてえもいわれぬよい音を響かせるのですが、その釣鐘は、なんと、巨大な百合の花なのです。

    そして、坂道を下ったところのお好み焼屋。これは、おそらく、子供の頃によく通った近所の駄菓子屋さんの風景が関係しているのだと思うのですが、この光景が出て来ると、ほっと安心できるのです。

    夢は、本当に不思議ですよね。わたしは、夢の中では、よく男性として登場することもあります。

    そして、常に何かに追いまくられて、焦りっぱなしのような気がします。いつも、焦燥感が付きまとい、これは、現実と大差ありません。

    あなたは、夢を見ますか?見るのは、どんな夢ですか?一度ゆっくりと考えてみると、面白い物が見えて来るかもしれませんよ。 


    因みに、夢というのは、つじつまの合わないことが大半ですが、これは、脳が一つの記憶をいくつもの断片に分けて保存しているからだそうです。つまり、「リンゴ」という記憶があれば、それは、「赤い」「丸い」「甘い」「すっぱい」「かたい」などという色々なパーツに別れた記憶が、過去の出来事などとも結びついて夢に現われるために、過去に、「赤いポスト」を見たという記憶があれば、夢の中では、その赤いポストをかじる----などということが起きてしまうのだそうです。

    夢って、本当に、面白いものですね。

        
<今日のおまけ>

    今日、スーパーで、近所のおばさんに会った。声をかけて来たのは、おばさんの方からだ。

    おばさんは、わたしが珍しく長野電鉄の電車に乗って出掛けるところを何処かで見ていたのだという。

    「何処まで行ったの?買い物?それとも、病院?-------」

    根掘り葉掘り聞き出そうとするので、わたしが理由を説明し始めたところ、まったく顔色も変えぬまま、

    「へ~、そう~・・・・・」

    まだ話の途中にもかかわらず、生返事をしながら、わたしの前からす~っと歩み去って行ってしまった。

    他に関心のあることでも目に入ったのだろうか?こういう生はんかな人間が、最近とみに多くなって来た。

    聞く気がないのなら、端から声などかけないでもらいたいものだ。
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