「TVタックル」より、商店街の怒り・・・・・869

ちよみ

2010年12月21日 16:38

~ 今 日 の 雑 感 ~


「TVタックル」より、商店街の怒り



    久しぶりに『TVタックル』を観た。

    昨夜は、スペシャル版だったようで、政治家やジャーナリスト、実業家たちゲスト以外にも、50人の一般市民がスタジオに集まり、いつも以上に白熱した激論を展開した。

    タクシー運転手、農業関係者、建設業関係者、ギャルママ、銀座のクラブのママ、商店経営者、主婦、サラリーマンなど、さまざまな人たちが参加しての本音トークは、なかなか見ごたえがあったが、中でも、商店街の苦境を訴えた商店主たちの発言に対しては、「なるぼど」と、思えるような内容の濃い議論が交わされ、興味深く拝聴した。

    全国の商店街が今や大手のチェーン店によって侵食され、商店街の体をなしていないというのである。

    また、郊外に大きなショッピングセンターが出来たために、客足がそちらへ奪われ、商店街はシャッター通りと化して久しいという。

    大手のチェーン店は、商店街の中の空き店舗に入り、昔から培ってきたその商店街のルールに従わず、本部の意向だけを聞いているために、統一性が損なわれ、ますます客離れを加速させているというのである。

    スタジオに参加した商店主たちが怒るのは、商店街は「線」として店が連なることで意味があるのだが、チェーン店は、その「線」を補ってくれず、商店街にいながら、自分だけが良ければいいという「点」の商売しかしないということであるらしい。

    大売り出しやクリスマスの飾りつけにも「うちは、そういう経営方針は取っていませんから----」と、非協力的だというのだ。

    「何かといえば、『本部に訊いてみます』では、時間も手間もかかって物事が先に進まない。店長に決定権を一任して欲しい」と、商店主たちは訴える。が、ゲストで出演していたい大手チェーンの経営者は、「店長には商店街に協力するように言うが、店長が本部の意向を無視して独断で物事を決めていたのでは、企業体制が維持できない」と、話す。

    商店主たちは、それに対して「わたしたちには、百年も前から地域のお客様たちとともに築き上げてきた商売の方法や信頼関係がある。時代が変わったからといって、それをなし崩しにされてはたまらない」と、いう趣旨のことを反論した。

    ところが、これにやんわりと異議を唱えたのが、ギャルママである。

    「わたしは、商店街よりもやっぱりスーパーを利用したい。だって、時間がないから・・・。商店街で買い物をすると、子供を連れながらたくさん袋をさげて歩かなければならず、本当に大変。お店の中も狭いし、カートがないので不便。近くに駐車場もない」

    さらに、一人の主婦は、「わたしもスーパーへ行く。だって、スーパーは、買った物を家まで届けてくれるけれど、個人商店はそれをしてくれない。一度に色々な物がそろうスーパーの方が便利」

    しかし、これに対して、「わたしは、子供の教育のためにも商店街へ買い物に行くことにしている。お魚とはどういうものかとか、野菜は・・・などを身近な食材として教えるためにも、スーパーよりはよい」と、いう若い主婦もいた。

    こういう議論を聞いていて、思ったことは、「現代は、やることが多くて忙しすぎる」と、いうことである。

    タレントの一人が話していたが、商店街は時間的にも気持ち的にも余裕がある時に行くところで、普段は、スーパーで買い物を済ませるしかないというところが、客の本音なのだろう。

    ギャルママも話していたが、一週間分の食材を買いだめするには、商店街では無理というものなのだ。

    もはや、毎日買い物をするという時代ではなく、時間に追われる主婦たちは、一ヶ所で、しかも短時間で安価にすべての買い物ができるスーパーなどに頼るしかないというのが現状なのだと思う。

    商店街も、農家も、建設業も、これまでのやり方がそのまま通用する時代ではなくなっているのだということを、本当の意味で自覚する必要に迫られているのかもしれない。

    「自分の努力が足りないことを、政治のせいにするな!!」

    と、怒鳴ったジャーナリストもいたが、しかし、それでも、これまで良かれと思って積み上げてきたやり方が、根こそぎひっくり返されるのは、我慢がならないという気持ちも充分判る。

    政治とは、世の中のシステムを変えることではなく、人の気持ちを転換させること-----。

    しかし、これが、最も大切で、なおかつ厄介なことなのだと感じた番組であった。

    

    

    

    
<今日のおまけ>

 タレントの大桃美代子さん(45)を名乗るツイッターのアカウントが、大桃さんと前夫とタレントの麻木久仁子さん(48)が不倫していたことを暴露した問題で、書き込みがおよそ1日後に削除されていたことが明らかになった。騒動が起こってから、大桃さん、前夫、麻木さんともにツイッターでの新たな書き込みはなく、沈黙を守っている。

 大桃さんは2010年12月19日23時2分、

  「今年嬉しかった事は、Twitterを始めて色々な方と出会えたこと。ショックだったのは、元夫が麻木久仁子さんと不倫をしていた事がわかったこと。先輩として尊敬していたのに、ショック(´Д` )どうして(ToT)辛い」

と、顔文字を交えて書き込んだ。続けて23時55分には、

  「少し、遠くにいってきます。人生はいろいろな事があるものです」

と書き込んでいた。(YAHOOニュース記事抜粋)


  
    何だか、火サスを地で行くような話ですね。

    それにしても、この大桃さんの元ご主人、女性の趣味が判ります。

    知的で、頑張り屋で、世話女房タイプが好きなんでしょうね。

    これが事実なら、大桃さんショックだろうな・・・。(・_・;)

    



   



    
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