恋愛ベタは自尊心が高い・・・・・923

ちよみ

2011年02月06日 18:16

~ 今 日 の 雑 感 ~


恋愛ベタは自尊心が高い




    「お前、不細工なくせに相手を選ぶんだよな~」

    と、友だちから、良く突っ込みを入れられる人は、かなり自尊心の高い人だと思います。

    確かに、自分は大して美人(ハンサム)ではないかもしれないけれど、学歴は高いし頭もいいし、そこそこで妥協するような軽い女(男)ではない筈だ----と、内心思い続けているのではないでしょうか。

    そして、自分の容姿に対してコンプレックスがあればあるほど、より人間として素晴らしい異性を求めるようになるものなのだそうです。

    つまり、今のままの自分をそっくりそのまま愛してくれる異性が、必ずや現われるはずだから、理想を落として手を打つなど出来るわけがないとの信念を曲げないのも、そういう人たちに共通する考え方なのです。

    また、そういう考えの人たちは、自尊心の塊ですから、恥をかくことを最も恐れます。

    意中の異性に想いを告白して、万が一「ごめん。きみとは付き合えない」などと、その気持ちを否定された場合の対処の仕方が判らないのです。

    「よくも、わたしの顔に泥を塗ってくれたな!」

    そんな怒りに捕らわれ、一生相手を恨むことにもなり兼ねません。

    自分も恥をかきたくないし、相手を恨みたくもないと考えるあまり、本心は大好きなのにわざと嫌みな女を演じてみたり、確実に相手が退くであろう愚かな男としてふるまってみたりもするのです。

    しかし、その本音の部分では、そんな自分でも愛してくれる異性が必ずいるはずで、この態度はギャグだということを判ってくれるに違いないと、かすかな期待を常に懐いているのも、そういう人たちの特徴だといいます。

    この間、テレビのトーク番組を観ていたら、お笑いタレントの一人の女性が正にこの典型だと指摘されていました。

    「あなたは、自分のことは棚にあげて、相手の男性に高い理想を求め過ぎです。顔も頭も収入も、完璧にそろっているような男性ばかりを恋愛の目標に設定しているようですが、もう少し身の丈に合った男性にしなさい」

    と、カウンセラーのアドバイスを受けていましたが、その女性は、やはり理想を落とすことは嫌なようで、

    「じゃァ、自分がもっといい女になればいいんですよね」

    と、言い返し、スタジオのゲストたちの「処置なしだな・・・」という、ため息を誘っていたのが印象的でした。

    それにしても、最近は、こういう若者が増えているといいます。

    「自分は、他人が思うような程度の低い人間ではない。バカにされてたまるか!」

    こんな気持ちの人間のそばへ寄って行こうなどという物好きな異性は、ほとんど皆無だと思って間違いないようです。

    失恋は、多いにすべし----と、言うのがカウンセラーのアドバイスでしたが、恋愛を楽しむことが出来るようになるには、究極の恥知らずにもならねばならないという、覚悟も同時に必要なようですね。

        
<今日のおまけ>

    今、NHKの再放送でやっていた総合診療医のクイズ番組、ドライアイ、ドライマウス、胸の痛み、腰の激痛----は、シェ―グレン症候群からの骨軟化症で、胸の痛みはろっ骨の骨折、腰の激痛は尿路結石によるものという答えだった。

    問題を与えられた研修医の先生たちも、最後には答えにたどり着いた。

    でも、わたしは、番組を観ていて途中で答えが判ってしまった。

    自分の症状に似ていたから、似ている病名を考えた。

    でも、もしそうだったとしたら、わたし自身は既に二十代後半で、今の病気(副甲状腺機能亢進症)の症状が表れ始めていたことになる。

    今度は、これもクイズに出したらどうかな?


    
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