それでも、夫について行く

ちよみ

2011年11月19日 18:08

それでも、夫について行く




    プロ野球・巨人軍(どうして軍なのか未だに良く判らないが?)のコーチ人事などをめぐって渡辺恒雄球団会長(読売新聞グループ本社会長・主筆)を批判し、18日に解任された清武英利前球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM=61)の話題を取り上げたワイドショーで、あるユニークな統計を発表していた。

    「もしも、あなたのご主人が清武前球団代表のように、会社のトップのやり方に不満をぶつけたいと言い出した場合、あなたはどうしますか?」

    と、巷の奥さまたちに緊急アンケートを実施したのだという。

    奥さまたちの反応は、

    「愚痴を言うぐらいなら聞いても良い」

    「子供もまだ小さいし家のローンもあるんだから、少しぐらいのことは我慢して欲しいと、説得する」

    というようなものが多かった。

    まあ、中には、

    「好きにしたらいい」

    という、やや投げやりな回答もあったようだが、どちらかといえば、夫の行動にブレーキをかける現実的意見が多数を占めていたようであった。

    ところが、

    「もしも、夫が本気で思い詰め、クビになる覚悟で上司を糾弾すると決意した場合は?」

    との質問には、逆に、「それでも夫に軽率な行動はやめて欲しいとブレーキをかける」という、妻の答えは激減したのである。

    「夫が決めたことなのだから、妻として応援する」

    「本当は、反旗を翻すようなことはして欲しくないが、夫にも考えがあるのだと思うので、あえて止めない」

    「やめて欲しいと言っても、たぶん、夫はやめない」

    などという意見の中でも特に際立った回答は、

「わたしが選んだ夫が、間違っているはずがない!」

    と、いうものであった。

    つまり、奥さまたちは、心の底からご主人を信じているということが統計で示されたのである。

    世の夫たちにとってみれば、何とも心強い反応といえよう。

    おそらく、清武前球団代表の奥さまも、ここで球団内のねじれた役員構成を正さねば、ジャイアンツは元より、日本のプロ野球界に未来はないとの信念から、思い余って陰腹を切ったご主人を、心から信頼し尊敬しているのではないだろうか。

    そんな最強の応援団がいるからこそ、前代表もこれほどの決断が出来たのであろうと思われる。

    
<今日のおまけ>

    今日は一日中雨でしたね。

    我が家の雨漏りもすごいことになっています。

    ところで、皆さんには自分の言葉が実際に話したことなのか、夢の中で話したことなのか、判然としないことってありますか?

    わたしの場合のそれは、おそらく夢の中でしゃべったことだと思うのですが、イマイチはっきりとしなくて気持ちが悪いのです。

    別に、大した話でもないのですが、これも一種の脳の老化現象なのかもしれませんね。(>_<)マズイ・・・

    
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