魅力を感じられない人
魅力を感じられない人
「お友達でいましょうね」
そう言われて、実質、異性からフラれた経験があるという人も多いだろう。
「お互いあんなに楽しくおしゃべりしていたのに、わたしの家族の話や過去に付き合った人のことまで正直に話して、あなたもちゃんと納得してくれたのに・・・。どうして、わたしが彼女(彼氏)じゃダメなの?」
確かに、いざ結婚相手を探すとなれば、相手の家族構成や病歴、過去に付き合った人のことに至るまで、何もかも知っておきたいのが人情というものである。
しかし、それは二人の間にしっかりとした恋人関係が築けた後の問題で、付き合って間もなくの頃に、既に相手のすべてが判ってしまうのは、むしろ互いの思いの盛り上がりにはマイナスに作用するものなのだと、専門家は説く。
つまり、知り過ぎてしまった異性には、まったく自分勝手な想像の余地がないのだという。
恋愛感情というものは、早い話が「楽しい誤解」に他ならない。
想像や誤解が入り込めないほどに正確な情報を、まだ知り合って間もなくにして教えられてしまったのでは、相手へ対する好意の盛り上がりようがないのである。
以前もこのブログに書いたが、ストーリー性のない女性は異性から興味を持たれにくいというのもその理由からで、判り切っている相手には安心感はあるものの、魅力という点においてはかなりの減点がなされてしまうという事実もあるのだ。
先日書いた「赤裸々女」も、言わばそうした女性の典型でもある。
「何も、そこまで本当のことを話さなくても・・・」
と、男性は引いてしまうのが常なのだという。
ならば、何でもかんでも秘密主義にしておいた方がモテるのか?----と、いえば、それがそうでもないらしい。
やはり、あまりにも神秘が度を超すと、それは単なる「得体のしれない気味の悪い人」になってしまう。
つまり、人の気を惹くということは、その辺の兼ね合いが難しいのである。
相手には自分という人間を教え過ぎてはいけない。
だが、秘密を作り過ぎてもいけない。
ほどほどの神秘性が大事なのだということのようである。
<今日のおまけ>
高嶋政伸と美元夫婦の離婚問題が、ついに法廷闘争へと持ち込まれるようですね。
付き合い始めてたった6日目に高嶋さんがプロポーズしたそうですが、確かにお互いの気持ちだけが盛り上がってしまい、何も判らないうちに結婚生活が始まってしまったというところなのでしょうね。
これは、お互いが自分自身にとってのみの勝手な想像と誤解を、あまりに都合よく膨らませ過ぎたということなのかもしれません。
二人はドラマの撮影で知り合ったということですから、もしかしたら劇中の心理状態をそのまま現実にまでスライドし、錯覚したままの状態で結婚してしまったのかもしれないですね。
殊に、高嶋さんの方にその傾向があったような気がします。でも、今は目が覚めて幻影が消えたことで、美元さんの実体が現われて愕然としているというのが真相ではないかと想像します。
因みに、この二人が出演したドラマ「金賢姫を捕らえた男たち~封印された3日間」ですが、確かわたしは病室のベッドの上で観ていました。
でも、既に消灯後でしたから、真っ暗な病室内で観るテレビは目が疲れるんですよね。最後までは観られなかったような記憶があります。
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