男の逃げ口上

ちよみ

2012年05月06日 23:36

男の逃げ口上




    心理学者が説くには、男性が女性に対して、「きみとはもう別れたい」と、思った時の逃げ口上にはいくつかのパターンがあるということだ。

    まずは、自罰的言い訳----「ぼくは、きみにふさわしい男じゃない。きみのことを大切に思うからこそ、別れるんだ」

    これは、もっとも女性を傷付けまいとする優しい言い訳であるが、この言葉の裏を読めば、「心底大切に思う女性から、あえて別れようとする男などいるわけない」と、いうことになる。

    「ぼくは、きみにふさわしい男じゃない」ということの本心は、「きみは、ぼくにふさわしい女性じゃない」と、いうことだと気付くべきである----と、学者は言うのである。

    次に、自己保身的言い訳----「今度、こっちから連絡するよ。そのうちに飯でも食おう」

    「今度、こっちから連絡するよ」は、「きみから連絡することはやめて欲しい。気が向いたらおれの方からメールするけど、たぶん、そういう時はもう来ないよ」という意味であり、「そのうちに----」とは、日にちを決めていないことで「今後一生ご飯を共にすることはない」という意味なのだ。

    そして、他罰的言い訳----「実は、母がきみのことをあまり良く思っていないんだ。ぼくはきみが大好きなんだけれど・・・。でも結婚というのは、家族の祝福が大事だろう?無理して一緒になっても、あとで困るのはきみだから・・・」

    つまり、「悪いのはすべて母親であり、被害者になるのはきみだ」という、我関せず型の逃げ口上である。

    また、音信不通型言い訳----これは文字通りの音信不通で、彼女の送るメールや電話は一切拒否。「さよなら」の一言も告げないままに、いつの間にか姿を消すという去り方である。

    まあ、この他にもさまざまな男性からの別れ方があるのだが、とにもかくにも、男性側がこれまでの具体的会話をあいまいな内容にシフトし始めたら、それは女性から興味がなくなって来ているか、もともと大して興味がなかったかの意味だと理解するべきだそうである。

    男性が未婚だろうが既婚だろうが、はたまたバツイチだろうが、本当に好きな女性が現われれば、決して上記のような台詞は口にしないものだそうで、人の好き嫌いは時が経てば何とかなるなどという甘いものではない----と、いうのが学者の理論のようだ。

    とはいえ、すべてがこうした理屈で割り切れるものではないだろうけれど・・・ね。

    一応、ご参考までに----。




    
<今日のおまけ>

    今日の外湯の温度、尋常じゃないほどの熱湯だった。

    煮え立っているんじゃないかと思うほどに湯船からあふれるお湯が熱すぎて、とても近くに座れるものではなかったので、水道を全開にして水をうめた。

    しかし、そう簡単にお湯はぬるくはならない。

    それでも我慢して洗髪したものだから、禿げるんじゃないかと思ったくらいだ。

    湯船に設置してある温度計を見たら、優に50度は超えていた。



    ところで、わたしは、自分がかつてコメントを書き込んだ相手のブロガーさんの名前はしっかりと記憶しているつもりなのだが、そんな相手のブロガーさんから、時々「初めまして」の言葉をもらう。

    わたしが書き込んだコメントに「初めまして」の文字がない場合は、初めてのコメではないことをお伝えしておきますね。
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