平気で嘘がつける人

ちよみ

2012年11月28日 17:36

平気で嘘がつける人



    知恵袋に、娘がクラスメート男子のシールを借りたまま返さないと疑われ、親と男子が家まで乗り込んで来た。

    娘が借りた覚えはないといくら説明しても判ってもらえなかったところ、実は、その男子の勘違いで、まったく別の場所に置いてあったのが見付かったのだが、男子の親も「子供には思い違いはよくあること」と、笑いながら帰って行った。

    娘の気持ちを思うと、どうしても釈然としない---との投稿があったが、どうして、その勘違い親を呼び止めてでも謝罪させなかったのかが理解できない。

    そういう自分の落ち度を棚に上げるような親は、また必ず同じ過ちを繰り返すものだ。毅然たる姿勢で、きっちりと過失を指摘し、指導してやらなければ相手のためにもならない。

    親が中途半端な態度をとることの方が、子供を委縮させてしまいかねないのである。

    


        
    ところで、あなたの周りに、素知らぬ顔で嘘をつける人はいるだろうか?

    目的のためなら手段を選ばないという、現実重視の人----そういう人を心理学ではマキャベリアンと呼ぶそうだ。

    こういう人は、他人を操作するのが得意で、人望も厚く、時には羨望の的にもなり兼ねない魅力を備えているものなのだが、その実は、他人を一切信用せず、人間は自分本位の利己的な動物と考える、超現実主義者なのである。

    そのため、表面的には穏やかで柔和なふりをしてはいても、内面は冷徹ともいえるほどに計算ずくの考え方しかしない。

    本当は、さまざまなことを知っているのに、知らないふりをすることなどお手のもので、相手を煙に巻く能力に極めて長けている。

    しかも、自分は決して本心を見せないくせに、相手の本音を引き出すのは実に巧みだというのも、このマキャベリアンの特徴だともいわれる。

    こういう人は、外面は良いものの、いざという時は絶対に情に流されたりしない怖い人間なのだということを肝に銘じておいた方がいいと、専門家は説いている。



    
<今日のおまけ>

    弟が奇妙なものを見たような顔で話していた。

    「女が50歳過ぎて美しさやダイエットを追求する姿って、何か、男から見て痛々しいんだよな。自然体が一番だと思うんだけれど、あれって、なんなんだろうね?」

    確かに、ある程度の年齢になってから、あまりにも自分磨きに必死で、貪欲に美を追い求める姿には、同性の目から見ても疑問符が湧く。

    そりゃァ、汚いよりも綺麗な方がいいけれど、やはり、そこはほどほどで良いのではないかと思う。

    「50歳過ぎてから、フィットネスジムへ通うようになった女性を何人も知っているが、しわが増えて老けた印象になっただけで、正直、美しくなったと思う人にお目にかかったことがない」

    これが、弟の偽らざる見解のようだ。

    ネズミの寿命が2~3年と短いのはゾウやカバなど大型の哺乳類に比べて代謝が活発だからで、代謝が促進され過ぎると老化が早まることは周知の事実である。

    若々しさを保つための近道は、ほどほどの食事とほどほどの運動だといわれる。

    とはいえ、かの実年齢よりも20歳以上若く見えると評判の外科医の先生の粗食(朝食、昼食抜きのごぼう茶のみ)は、少々やり過ぎの感が無きにしも非ずだと思うのだが・・・。(^_^;)

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