今日の雑感 2

ちよみ

2012年11月29日 10:59

今日の雑感 2



    この季節になると、新聞の折り込みチラシにクリスマス・ケーキの予約宣伝が多くなってくる。

    色々な種類のクリスマス用デコレーション・ケーキの写真を見ているだけでも、何だか気持ちが華やいで来る。

    今年は、クリスマスの飾りつけに費用を出すよりも、その分ケーキやクリスマス・チキンなど食卓を豪華にするための出費に回す家庭が多いようだ。

    もはや、ホワイト・クリスマスの夜に恋人同士がホテルの最上階レストランでゴージャス・ディナーなんていう時代ではないのかもしれない。(バブルの頃が懐かし~)

    そういえば、テレビでも最近はあまりクリスマス・ソングを流さなくなった。

    以前、世界の三大テノールと呼ばれたドミンゴ、カレーラス、パヴァロッティによるクリスマスソング・メドレーを放送したことがあったが、あれは本当に素晴らしかった。





    あるブロガーさんの記事に、重複表現(重言)に関する文章があった。

    「返事を返す」「馬から落馬する」「流水で流す」「頭痛が痛い」などなど、ついやってしまいがちな誤表現だが、会社の業務書類や新聞記事、学校の授業で書く作文などでは、確かにまずかろうと思う。

    しかし、自分の気持ちを素直に文章に表わしたい場合など、勢いとか調子や語呂というものも必要だ。

    「あとあと、後悔するなよ!」

    との捨て台詞を書く時など、いちいち表現の仕方を考えていたのでは、生きた言葉にならない。

    「返事を返した」にしても、「あの人、あんな返事をして来たんだよ。どう思う?」というよりも、「あの人、あんな返事を返して来たんだよ。どう思う?」とした方が、読み手に与えるインパクトは大きい。

    重複表現も、時と場合によっては、むしろ場面を盛り上げたり、筆者の感情をストレートに読者に伝えるためのスパイス的役割を果たすのではないかと考える。

    だから、わたしもあえて重複表現を用いて文章を書くことはよくある。

    歌手が、鼻濁音をわざわざ汚い濁音として発音することで曲と歌詞を聴き手に印象付ける方法も、同じようなことではないだろうか。

    ブログのような娯楽的要素の強い書き物には、あまり神経質にならずとも良いように思うのだが・・・。如何だろう?

    それよりも、何が書かれているのか判らない文章の方が、読み手にとっては頭が痛い。

    因みに、「歌を歌う」や「元旦の朝」などはよく使われる言葉なので、重言ではあるが今は誤表現とはしないことになっているそうである。

    ご参考までに----。(^_-)
    

    
<今日のおまけ>

    このところ、急に寒さが増して来た。

    総選挙も新党乱立で、何が何だか判らなくなって来た。

    どの政党も言っていることが、帯に短したすきに長しで、どストライクに来るものがない。

    誰かが言っていたな。

    富士山も離れて見ている分には、天下の霊峰だが、近くで見ればゴミだらけのただの山道に過ぎないと・・・。

    民主党の方々も、政治の頂上からの眺めが、これほど予想と違うものだとは思わなかったのではないだろうか?

    投票では、かなりの無効票が出るのではないか・・・そんな気がする。
        
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