シングルマザー女性が失敗したわけ
シングルマザー女性が失敗したわけ
昨夜のお見合い番組で、五歳の息子がいるシングルマザーの女性が、食品製造業の男性にこんな質問をぶつけた。
「わたしとしては、一番に子供のことを考えてくれる男性でなければ、結婚は出来ないんですが、あなたの気持ちを聞かせて下さい」
これに対して、男性は、きっぱりと答えた。
「自分としては、子供よりもまずは目の前の相手を愛せなければ意味がないと思っている」
その通りだと思った。
男性は、子供と結婚するわけではない。彼女を好きにならなければ、見ず知らずの子供まで愛することなど出来ないのは当然である。
お宅訪問の際のその男性の母親の言葉も、やはり結婚は無理だということを暗に伝えていた。
「シングルマザーということは、理解出来ると思うが、そういうのは当人同士の問題なので----」
どうも、女性は、シングルということを気にしているとは口で言いながら、その実、相手の男性が優しそうなので、何もかも理解してくれるはずだと軽く考えていたのではないかと思われた。
男性にしてみれば、「外見が優しそうだからといって、甘く見ないで欲しい」と、いう思いでいっぱいだったのだろう。もしかしたら、「舐められた」と、感じたのかもしれない。
「ぼくだって、こう見えていっぱいいっぱいなんですよ」
そう言い放った言葉には、怒りすら含まれているように聞こえた。
そんな彼が選んだのは、有名ラーメン店の店長まで務めた経歴のある肉食系女子と呼ばれた仕切り屋女性。
一時はシングルマザー女性の本気度に気圧されてリタイアも考えたが、最後は積極アピールが実を結んだ形になった。
シングルマザー女性も、子供のことは持ち出さず、徹頭徹尾自分が彼を好きなのだということを言い続けていたら、もしかしたら結果は変わっていたのかもしれない。
意中の男性を振り向かせる時には、あまり将来に対する具体的な話題を持ち出すのは得策ではない。
子供についての詳しい話題に触れるのは、もっとお互いに理解し合ってからでも良かったのではないかと思われる。
<今日のおまけ>
番組中で、沖縄との遠距離恋愛になるので、携帯電話を持って欲しいと女性から言われた、携帯嫌いの和紙職人男性の気持ち、「判る、判る」と頷きながら観た。
携帯電話って、何処にいても即座に電話をかけたり出られたりするから便利----と、いうことで持つのだと思うのだが、こちらからかけても、四分六の確率で相手が即座に出たことがない。
結局、またかけ直すか、自宅の固定電話へかけることになる。これなら、携帯必要?----と、思ってしまう。
機械はどんどん便利なものが登場するが、使うのは人間。運転中や商談中だったりで、手が離せないこともあるだろう。
つまりは、連絡を取り合える時間もアナログ時代と、大差ないということなのだ。
寒すぎてろれつが回らない・・・?
いや、もしかしたら、それ、寒さのせいじゃないかもしれませんよ。
唇や指先のしびれはありませんか?
茶碗を取り損ねて落としてしまったことはないですか?
そう、訊ねたくなるような人がいる。
言葉がはっきりしなくなってしまったために、パートを解雇されたそうだ。
本人は、歳のせいだと思っているようだが、一度頭のMRIを撮影してもらった方がいいのかもしれない。
でも、他人が口を出すことではないので、そう思いながらも自重している。(・.・;)
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