不景気ネタ

ちよみ

2013年09月04日 20:50

不景気ネタ




    毎度の不景気ネタだが、今日、取引のある問屋さんから驚きの不景気ネタを聞いた。

    「昨年まで毎年夏になると40台以上の観光バスを連ねて小布施へ来ていたツアーが、今年は景気の不透明さから客が集まらずキャンセルになった」

    と、いうのである。

    同地の観光業者たちも、あまりの景気の落ち込みに驚愕の色を隠せないそうだ。

    そういえば、近頃目立つ旅行者の車内泊。

    道の駅にキャンピングカーや自家用車を駐車して車内泊し、旅館やホテルを利用しないという人も多いそうだ。

    道の駅ならば、食べ物は売店で買えるし、水道もトイレも自由に使える。

    そういう格安旅行を計画する人たちの中には、足湯のそばに車を止めて、無料で温泉気分も味わってしまおうという達人も・・・。

    散歩の途中で見たのだが、そうした足湯に飼い犬連れで来るなり、犬までお湯の中へ入れるという不衛生極まりない行為を平然と行なっている人もいて、いったい何処まで図々しいのかと、開いた口がふさがらなかった。

    まさか、その様子を写真に撮って、ネット上へ投稿しているのではないだろうな・・・と、疑いたくもなった。

    「人出はあるが、金は落とさない」

    これが今までの観光地の姿だったが、これからは、

    「人も来ないし、金も落とさない」

    と、いうことになるのかもしれない。

    先日の新聞には、富士山が世界遺産登録されたことで、山梨県側からの登山者が激減しているという記事も載っていた。

    静岡県側からの登山者が増えたことで、必然的に山梨県が割を食う破目になってしまっているらしい。

    つまり、登山者の人数が爆発的に増えたわけではなく、これまで山梨県側から登っていた人たちが、世界遺産としての景観を楽しむために静岡側に移動してしまったということなのだ。

    世界遺産効果で観光客が増えたと思うのは、大きな間違いのようである。


    このところ、街にはほとんど観光客の影がない。

    街中がやけに静かで、子供たちの声が響くこと・・・。

    十年ほど前までは連日ひっきりなしに通っていた大型観光バスも、近頃はとんと見なくなった。


 

   
<今日のおまけ>


    ものすごい大雨になって来た・・・。

    バケツをひっくり返したようなとは、こういう降り方をいうのだろうな。

    この雨雲が竜巻の被害地をも通過するとしたら、被害に遭った人たちは、どうやって雨をしのぐのだろう。

    屋根が飛ばされてしまっているので、とても家の中にはいられないはずだ。

    午後のワイドショーで災害時の対処方法に詳しい専門家が、こんなことを話していた。

    「竜巻被害に遭った時は、家の修理や片づけをする前に、被害状況をしっかりと写真に納めておいて下さい。被災直後の様子が記録してあるとないとでは、自治体から出るお金に大きな差が出来てしまいます」

    これは初耳だった。

       
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