短歌、詠みました・・・・・122
~ 今 日 の 雑 感 ~
短歌、詠みました
この前の一日入院の時間が、あまりに暇だったので、ベッドで短歌を作っていました。
研修医 写真観察器(シャウカステン)の画に見入る
目に信念の 光 放てり
しわ深き 手に添えられる 看護師の
白き 腕(かいな)に 愛 柔らかし
一錠の薬にそそぐ 信頼を
背負う情熱 薬局に 満つ
医をになう 人智(じんち)を支え 技巧あり
その技の道を 我は ゆくなり
おまけの俳句
美白液 塗って 踏み出す 夏戦(いくさ)
夕立ちや 何処かでベルが 鳴り響く
ゲリラ雨(う)に 追われて越える 峠道(とうげみち)
<今日のおまけ>
先日の午後、物凄い夕立が降った。
雷も鳴り、稲光が走り、滝のような豪雨が屋根を流れ落ちる、そんなさなか、誰もいない筈の隣家に、電話のベルが延々と鳴り響いている。
一度切れても、またすぐに鳴り始める。よほどの急用でもあるのだろうか?
激しい雨の音に交じって、鳴り続けるベル音を聞いているうちに、何となく、サスペンスドラマのワンシーンを思い出した。
たいてい、事件は、こういう場面から始まるのだ。
無人のはずの民家に女性の他殺体。血に濡れた、鈍器のアップ。
そして、そんな豪雨が嘘のように上がったところで、狩矢警部が登場-------。
でも、そんな山村美紗ミステリーのようなことは、起きなかったけれどね。
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