短歌、詠みました・・・・・122

ちよみ

2009年08月09日 12:05

~ 今 日 の 雑 感 ~


短歌、詠みました


    
    この前の一日入院の時間が、あまりに暇だったので、ベッドで短歌を作っていました。




    研修医   写真観察器(シャウカステン)の画に見入る   

                   目に信念の  光   放てり





    しわ深き   手に添えられる   看護師の

          白き   腕(かいな)に   愛   柔らかし





    一錠の薬にそそぐ   信頼を

                背負う情熱   薬局に   満つ





    医をになう   人智(じんち)を支え   技巧あり

              その技の道を   我は   ゆくなり





おまけの俳句

    
    美白液   塗って   踏み出す   夏戦(いくさ)



    夕立ちや   何処かでベルが    鳴り響く



    ゲリラ雨(う)に  追われて越える  峠道(とうげみち)



<今日のおまけ>

    先日の午後、物凄い夕立が降った。

    雷も鳴り、稲光が走り、滝のような豪雨が屋根を流れ落ちる、そんなさなか、誰もいない筈の隣家に、電話のベルが延々と鳴り響いている。

    一度切れても、またすぐに鳴り始める。よほどの急用でもあるのだろうか?

    激しい雨の音に交じって、鳴り続けるベル音を聞いているうちに、何となく、サスペンスドラマのワンシーンを思い出した。

    たいてい、事件は、こういう場面から始まるのだ。

    無人のはずの民家に女性の他殺体。血に濡れた、鈍器のアップ。

    そして、そんな豪雨が嘘のように上がったところで、狩矢警部が登場-------。

    でも、そんな山村美紗ミステリーのようなことは、起きなかったけれどね。


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