ブログの意図は伝わりにくい・・・・・139

ちよみ

2009年08月24日 12:29

~ 今 日 の 雑 感 ~


ブログの意図は伝わりにくい


    
    以前、あるブロガーさんが、「ブログのコメントには時差が出来るので、どうしても、気持ちを伝えるまでに色々と考えてしまい、疲れる」と、いうような趣旨のことを書いておられたことがありました。

    わたしも、ブログ記事の本意が読み手に伝わらず、苦慮することがあります。

    どんなに詳しく書いても、やはり書き足りないこともありますし、やたらに、うがった読み方をする天の邪鬼な方も中にはおられて、いきなり喧嘩腰でコメントを書いて来る読者も中にはおられます。

    でも、これが、もしも、新聞へ書かれているコラムや、雑誌のエッセーだったとしたら、そんなに簡単に反論を喧嘩腰で書き込むことが出来るでしょうか?まずは、いったん考えて、断念するのが普通だと思います。

    しかし、これが、一度でも実際に顔を合わせているブロガ-同士となれば、話は変わります。

    相手が、相当自分の意図と反する記事を書いていたとしても、「あの人のことだから、このくらいのことは書くだろうな」とか、「ここで、喧嘩をしてはまずいだろう」などというブレーキがかかり、トーンダウンしてしまうものなのです。

    しかも、顔を合わせるという効能は、他にもあります。つまり、安心感です。

    「あの人とは、もう顔見知りなのだから、わたしの悪口や陰口など誰かに話すはずはない」「顔も見たことがない相手よりは気心が知れるので、この人の言っていることの方が正しいだろう」

    そんな、ある種の親密感が生まれる訳なのです。メールよりも手書きの手紙、手紙よりも電話、電話よりも実際に会うことの方が、ずっと、その人を身近に感じる-----それが、人間の本能というものです。

    メールで読んだ文章よりも、実際に会って声で聞いた話の方が、信憑性が高いような気がする-----と、いうのも、よくある思い込みです。その、思い込みマジックが、ブログを書く人々の中には、とかく蔓延しがちなのです。

    要は、ブロガーは、皆、常に疑心暗鬼の中で記事を書き、コメントを書いているのです。

    「こんな風に、いつも楽しくコメをやり合っているのに、このブロガーさん、実はわたしよりも親しくしているブロガーが他にいるんじゃないかしら?」

    これこそ、インターネット症候群の一歩手前といえるでしょうね。

    でも、この記事を書けば、あのブロガーに悪いとか、この文章は、あのブロガーに支障が出るとか、そんなことばかりを考えていては、自分の思い通りの記事など書けなくなってしまいます。

    ですから、わたしは、もう、そういうことは一切無視することにしました。これからは、好きなことを好きなように書かせて頂きます。面相臭いことは、こりごりですから。正直、気を遣いすぎて、疲れました。

   文句があるなら、コメント欄に書き込んで来なさい。すべて、論破して差し上げます!!


  いっぺん、こんな風に大声で叫んでみたいものですね。(爆)
<今日の雑感>

    この前、「幽霊ブログ」というものがあるという噂話を聞きました。

    ブログは、多くのサイトで毎日数限りなくアップされ、更新され続けています。その中に、実際の書き手が存在しないというブログがあるというのです。

    一見してみると、他のブログとまったく変わらない、何の変哲もない日常生活が綴られているものなのだそうですが、そのブログに書かれている場所には、そういう家は存在せず、そんな人々も、存在しないのだとか-----。

    単なる空想の産物なのではないのか?-----とも言えるのでしょうが、問題は、もっと根本的なところにあって、サイト側にも、そのブロガーが登録しているという記録がないということなのです。

    サイト側も知らないうちに、いつの間にかアップされている「幽霊ブログ」-----。

    そこに、もしコメントを書き込んでしまったら、何が起きるのか?

    現実と、バーチャルの狭間に忽然と現われる都市伝説の闇が、ブログ内にもあるのかもしれませんね。




    夏の甲子園は、中京大中京高校が優勝しました。

    日本文理としては、最後のサードライナーが悔やまれますが、すべての力を出し、やり切ったという、むしろ、安堵に満ちた選手たちの表情が、これまでの激戦に耐え抜いた満足感を表しているように思えました。

    両校ともに、本当に、お疲れ様でした。

    また、明日からは、秋の大会へ向けての厳しい練習が始まります。

    がんばれ、高校球児!!

        
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