ブログサイトの寂しい人たち・・・・・215

ちよみ

2009年10月23日 18:21

~ 今 日 の 雑 感 ~



ブログサイトの寂しい人たち



    ブロガーという人種には、寂しい人が多いそうですね。

    一日中誰とも口を利かないなんて人も案外いるようです。

    そういう人が、ネットの中の友人探しにブログを始めるということは判りますが、仕事も交友関係も順風満帆に見える人たちまでがブログを書くというのは、どういうことなのか?

    自分が日々、何を考え生きているのかを誰かに知って欲しいという気持ちで、書いているのだとしたら、そういう人たちも、やはり、実生活では本音を言えないのかなァ-----と、思います。世知辛い世の中ですからね。

    でも、そのうちにネット上の関係だけでは物足りなくなり、実際にその人の声を聞きたくなる。会って話をしたくなる。

    男性ブロガーと、女性ブロガーの間には、このような関係があったとしても、それはビジネスに関することとか、何かを教えて欲しいとか、そういう類のことになるのでしょうが、同性同士となると、この目的は必ずと言っていいほど、友人作りなのです。

    しかし、何か具体的な目的もなく、ただのおしゃべりが目的で、最初に、「今度、何処そこで会わない?」と、声をかけるブロガーの方は、ものすごく積極的な人ですよね。何故なら、相手の顔も本名も判らないのに、いきなり連絡を取ろうと思うのですから、その神経たるや恐るべき大胆さと言わざるを得ません。

    でも、そういうブロガーさんは、案外しっかりとしていて、連絡を取る相手のブロガーは、自分の素姓をある程度ブログ上で公開している人に限るようです。だから、大した躊躇いもなく、いきなり会いにも行くことが出来るのでしょうね。しかし、彼らは、わざわざ会って何をしようとしているのでしょうか?ただ単に食事をして、おしゃべりをして、自分は何者かを確認しあって、本当に、それだけ-----?

    そこに、どういう付加価値があるのか?そこまでして、ブロガーの友達を見つけたいと思う真意は何なのか?自分たちの結束を確かめ合うことに、どういう意味があるのか?

    わたしには、よく判りません。

    でも、この間、ある人の一言で、何となく理解が出来ました。そういう人たちは、皆、「寂しい人たち」なのです。世間的には仕事や家庭にも恵まれているのに、それだけでは何処か空虚な感じが拭えない。実生活での友人たちとは、上辺だけの付き合いで、本当の自分の気持ちを話せるわけではないし、虚しい胸中に空いた孤独の空洞を埋めてくれるわけでもない。

    しかし、同じブロガー仲間なら、きっともっと自分のことを判ってくれるに違いない。そんな風に思えるのかもしれません。

    でも、あるブロガーさんが自分のブログに書いていましたが、「そういう人たちと会ってみたところで、やはり、本当の友人にはなれない。これまでも、何人ものブロガーさんと食事をしたり、歓談をしたが、結局、自分は独りだ」と-----。

    そんなものですよ、現実は------。

    そうこうしているうちに、実際に会って話をするブロガー同士の間にも、現実社会と同様に次第に温度差が出て来ます。ブロガーにも家庭がありますから、どうしても都合で会うことが出来ない時もありますし、そういう関係が重荷になって来る場合もあるでしょう。そうなると、ブログサイト内での様相も微妙になって来ます。

    そんな気まずさに耐えられず、ブログを閉じざるを得なくなることもあるでしょう。

    お互いの寂しさから友人関係になった場合は、その友情は長続きしないという教訓もあると言います。これは、あるブロガーさんの言葉ですが、「もしも、同性のブロガーが、何の理由もなく、ただお茶を飲みましょうなどと誘って来ても、決して即答はしない方がいい。自分が、本当にそのブロガーと会ってみたいと思っているか、もう一度自分の胸に訊いてから、返事をするべきだ」-----と。

    ブログの世界は、現実社会よりも、ある意味厄介なものなのかもしれません。   
<今日のおまけ>

    初めて、折り紙で「ハスの花」を、折ってみた。

    何と、幼児向けの折り紙サイトを参考にした。本当に、これを幼児が折るのかと、疑問に思いながら、四苦八苦してチャレンジしてみたが、どうもにもハスには見えない。まるで、大きなケバいふきっ玉のようだ。

    紙の選択を間違えたのかも・・・・・。

    やはり、はるみっちゅさんは、天才だと思う。


    ところで、今日の午後、地区の伍長として近所の組費を集め歩いていたら、前方から、スラリと背の高い真っ黒に日焼けした40歳前後と思しきかなりのイケメンが歩いて来たので、思わず歩調をゆるめた。そのイケメンは、わたしの顔を見て、ちよっとはにかんだように微笑んだ。

    わたしが、「こんにちは」と、声をかけると、彼も、「こんにちは」と、軽く会釈を返してくれた。

    こんな場所で、信濃グランセローズの島田直也コーチに会えるとは、何ともラッキーな一瞬だった。

    
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