久しぶりに・・・・・805
~ 今 日 の 雑 感 ~
久しぶりに・・・・
久しぶりに、共同浴場ネタです。(笑)
先日、共同浴場へ行ったら、お風呂の中には子供自慢、孫自慢の会話が飛び交っていました。
どうも、近くの小学校で運動会があったらしいのですが、そこへ子供や孫たちの競技風景を見に行った母親やお祖母さんたちが、その時の様子を自慢げに話していたのです。
「〇〇さんちのお兄ちゃん、頑張って走っていたじゃない」
「まあねェ・・・。リレーの選手に選ばれたから、足は速い方なんだよね。でも、三等だったから、もったいなかったって悔しがっていたよ」
「すごいじゃない。リレーに選ばれるなんて----。うちの孫なんか補欠だったから、出させてもらえなくて泣いてたよ」
「いつも少年野球で鍛えているから、速いだけなんだよ。リレーに選ばれただけでも、よしとしないとね」
「うちの子は、女の子だから、足の速い遅いはどうでもいいんだけれど、集団演舞の時は一番前で踊っていたんで、お父さんなんか、もうかぶり付きでビデオ回しちゃってさ・・・・」
「一番前で踊る子って、上手な子なんでしょ?」
「まあ、そうみたい。うちは、バレエ習わせているから、踊りは得意みたいなんだよね」
運動会での子供自慢は昔からあるけれど、最近の親や祖父母はさらにエスカレートしているような気がするのは、わたしだけでしょうか?
これも、少子化のなせる業なのか、一人の子供のために両親に祖父母までが応援に行くというのだから驚きです。
聞くところでは、祖父母参観などというものまであるそうで、共働きの子供のために学校側が配慮しているのかもしれないのですが、わたしたちが子供時代とはまるで違うことに驚きました。
しかし、祖父母まで参観してもいいとなれば、もしも、両親も祖父母も来ない子供は相当にショックが大きいだろうということは想像に難くありません。
最近は、離婚している夫婦も多いから、片親しかいない子供だってざらにいる訳で、そういう子供はその片親が仕事で参観出来なければ、運動会を見に来て応援してくれる家族は一人もいないことになります。
なんだか、ひどく不公平だなァ・・・と、彼女たちの自慢話を聞きながら思った次第です。
そう言えば、わたしの小学生時代はどうだったろうか?
正直言って、わたしは、運動会があまり好きではありませんでした。
足も結構速かったし、運動神経もまあまああった方だと思うのですが、とにかく大きな音が苦手で「よ~~い、ドン!」のピストルの音が嫌でいつも走り始めるのが一拍遅れていたのです。
スタートラインに立ちながら手で耳をふさいでいるのだから当然ですね。
運動会って行事は、運動神経を競う場所ではなく、鈍感さを競う場所なんだということをその頃知ったのです。(ー_ー)!!
<今日のおまけ>
小学校の運動会で未だに思い出すと腹が立つことは、選ばれた子供のみが詩吟に合わせて剣舞「霧の川中島」を舞ったことだ。
高学年女子全員が参加ならば判るのだが、どうして、選ばれた数名しか踊ることが出来なかったのか、今もって腑に落ちない。
別に、わたし自身が踊りたかったわけではないが、一部の女子児童だけの特別扱いは子供心にも疑問だった。
しかし、小学生に「べんせい しゅくしゅく よる川を わたる~~」とは、渋すぎる。
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