こんなんでいいの?
こんなんでいいの?
「噂の東京マガジン」を観ていたら、親子丼を作る----と、いうシーンをやっていた。
一般女性の料理ベタぶりが売りの番組だが、まず、親子丼の「親子」の意味が判らないという。
一人の女性は、以前もこの番組に出て「二階から~」のあとに続く言葉を、「落ちる」と書いた経験の持ち主だった。
「棚から~」のあとも、「落ちる」と書いたようだ。
これが、やらせでないとしたら、一体、この女性たちの親は、家で何を教えているのだろうか?
親子の会話がないのだろうか?
それとも、親が既にそういう諺や料理などを知らない世代なのか?
彼女たちも、あと数年で結婚したり母親になるのだろうと思うと、日本はこんなんでいいの?----と、考えてしまう。
別に、そんな知識がなくても、生きて行ける世の中だから、どうでもいいと思えばいいのだろうが、もしも、彼女たちが今回の震災被害者のためのボランティアをするとして、避難所のお年寄りたちとのコミュニケーションがとれるのだろうか?----などと考えてしまう。
で、ご近所からジャーマンアイリスを頂いた。
さっそく、花瓶に活けた。
家の中に生花を飾るのは、約一年ぶりだ。
ここ数年は、世の中が不景気で気分が滅入るためか、花を育てようという気持ちになれないというお年寄りも多い。
我が家も、わたしが病気になってからというもの、プランターで花を育てるのをやめた。
生花を活けても後片付けが煩わしいと、花瓶に挿すこともなくなった。
だから、今日の活花は、本当に久しぶりだった。
<今日のおまけ>
テレビドラマを観ていても、近頃はのめり込めるほどの内容の物がない。
巷では、「JIN--仁--」なる幕末SFドラマの評判が良いようだが、わたしは正直、あまり観る気が起きない。
実際、ドラマは一度も観ていないし、原作も知らない。
現代の日本から幕末へタイムスリップした脳外科医が、風雲急を告げる時代に翻弄されながら人々の命を救うために活躍するという歴史ヒューマンドラマだそうだが、原作は漫画だと聞いた。
(なんで、脳外科医?---ああ、もしかして、坂本龍馬の頭がい骨損傷を治療させるため?落ちが見えちゃった?)
最近のテレビ界は、優秀な脚本家が育たないのか、簡単に原作を漫画に頼ろうとする。
こんなんでいいのだろうか?
関連記事