自殺を減らす色
自殺を減らす色
自殺者数を減らしたいなら、自殺の名所と呼ばれるような場所に青い照明を付ければいいということです。
ビルの屋上や、崖の上、線路のわきなどに青色発光ダイオード照明灯を設置するだけでも効果を上げることが判っているのだとか・・・。
東京から新宿経由で西へ向かう中央線で、特に飛び込み自殺が多いのは、中央線の電車の車体がオレンジ色をしていることにも因果関係があるらしく、オレンジ色や赤といったいわゆるライト・トーナス値(筋肉緊張度)が大きい色は、神経や筋肉に緊張や興奮をもたらすために、むしろ自殺願望を誘発する色だと言われるようです。
ところが、青色や緑色といったライト・トーナス値が小さな色は、逆に神経をリラックス(鎮静)させたり、筋肉を弛緩させる効果があるため、この色の光を見ると自殺を思い止まるというケースが理論的にも考えられるというのです。
イギリス北部のグラスゴー市では、街の照明灯を青色に替えたことで、犯罪の発生率を下げることに成功したそうです。
年間の自殺者が三万人を上回る日本でも、こうした色の力をもっとうまく活用することも必要なのかもしれませんね。
<今日のおまけ>
そうか・・・。
近頃気分が滅入るのは、部屋のカーテンを青色にしたせいかもしれないな。
夏は涼しげでいいのだが、冬場はどうしても寒々しく感じる。
被災地の人たちにも色のセラピーが必要な場合があるかもしれない。
それと日光。
日光に当たるか当らないかでも、気持ちの浮き沈みはかなり違って来るようだ。
今年は、曇りや雨の日が多いから、天気のいい日は積極的に屋外で日光に当たる必要がありそうだ。
でも、紫外線対策は万全に。
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