気配りのない人

ちよみ

2011年05月23日 19:03

気配りのない人




    スーパーのレジに並んでいる時、レジ係のお姉さんに「〇〇〇円です」と、言われてから徐に財布を取り出す中高年のおばさんたち、いますよね。

    自分が買い物をしているのだから、全部で幾らかかったのかぐらいなこと、予めレジへ並ぶ前におおざっぱにも判るはずなんだけれど、言われてからでないと行動できないわけで・・・。

    こうした気配りのない人が最近増えているように思います。

    病院へ行っても、こういう中高年女性は多いものです。

    病院というところは、もしかしたら服を脱いで診察を受けることになるかも知れないことは、やはり予測が付くものですよね。

    それなのに、何枚もセーターを着込んでいたり、ボディースーツのようなきつめの下着をつけていて、衣類の着脱に手間取り、次の患者さんの診察にも支障をきたす----などという人が良くいるのだそうです。

    だったら、家を出る時から脱ぎ着のしやすい服を着て行く方が自分も楽だと思うのですが、そうした気配りが出来ない。

    「早く服を着て下さい」

    なんて急かされたことに、逆に腹を立てている女性がいましたが、あなたの方が迷惑をかけているんでしょうと、言い返したくなりました。

    これと同じようなことが、共同浴場でも頻繁に起きます。

    お風呂へ入るという目的は最初から判っているのに、まるで、玉ねぎの皮をむくように、一体何枚着こんでいるのか?---と、思うほどの枚数の服を着て来る女性がいるのです。

    脱衣所は狭いので、これから服を脱ぐ人と、お湯からあがって身体を拭きたい人が一緒のスペースにいることになると、せっかく綺麗になった身体が、これから入浴する人の汚れた身体と接触するかもしれないのです。

    そういう時は、これから入浴する人たちの方が遠慮して、出来るだけ早く浴室の方へ移動するのがマナーです。

    しかし、服をたくさん着ているせいで、いつまで経っても脱ぐことが出来ず、入浴後の人たちに多大な迷惑をかける人がいるのです。

    どうして、もっと軽装でやってこないのか?----と、いつも疑問に思うのですが、本当に気配りがない人たちが多いことに呆れ返ります。

    結局、彼女らは自分のことしか眼中にないのでしょうね。

    こういう中高年が増える時代です。

    「早くやりなさいよ!」と、叱られても、彼女たちに文句が言える義理ではないと、最近は庇う気持ちも失せました。

    

    
<今日のおまけ>

    今日は、四月の上旬並みの寒さだったそうだ。

    今年の気温は、確かに変だ。

    この前の夏日にしまい込んだ冬物の靴下を、また出して来て履いている。

    この調子で、真夏が猛暑にならないことを願いたいものだ。
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