突然の豪雨
突然の豪雨
今朝は、お天気もまあまあだったので、洗濯物をベランダへ干した。
いい塩梅に風も吹いていて、これは良く乾きそうだと思いつつ、居間でお昼を食べていた時、母親が、
「ちょっと、曇って来たみたいだけれど、まだ雨は降りそうにないよね」
と、言うので、わたしも、そうだろうと思ったのだが、もう洗濯物も乾いているだろうと思ったので、
「もしも、降って来たら困るから、今のうちに取り込んでおくか・・・」
と、昼食を食べる手を休めて、腰を上げた途端であった。
ものすごく大きな雨粒が隣家のトタン屋根を叩く音が聞こえ始めたかと思うと、いきなり、
バシャッ、バシャッ、バシャッ!!
凄まじい勢いで大雨が落ちて来た。
わたしは、大慌てでベランダへ出て、せっかく干した洗濯物が少しでも雨に打たれるのを防ごうと、必死で取り込む。
すると、昼寝をしていた父親までが、
「どうした、どうした!?」
と、部屋から泡を食ったように飛び出して来て、わたしの手から洗濯物を受け取ると、家の中に張られた物干し用ロープへつるしてくれた。
こういう時は、正に火事場の馬鹿力ならぬ豪雨の瞬発力である。
いつもは、どんよりしている身体が、異常な早さできびきびと動いた。
その後も雨は、なおも轟音を鳴り響かせて降り続けたが、午後三時頃には、小康状態に落ち着いた。
またもや、ゲリラ豪雨の季節が到来だ。
この頃の天気は、これまでのような情緒ある日本特有の様を覆しつつある。
これから、また空との睨み合いの毎日が始まる。
<今日のおまけ>
「たかじんのそこまで言って委員会」で、連日報道されている生活保護問題を取り上げていたが、そもそも生活保護とは、就労支援のための一時金というものなのだそうで、働く意思はあるが、今は身体の都合で働けないという人が、食べるに困らないようにするために国が給付するお金なのだそうだ。
今後も働く意思がないとか、働けないという人が受け取るべきお金ではないのだという。
認知症や介護が必要な身寄りのないお年寄りたちが、今、生活保護費受給者になっているケースが大半だそうだが、こういう人たちの支援金は、本来ならば老齢年金や障害者年金から支払われるべき性質のものなのだという。
ところが、こうしたお年寄りに限って、国民年金をかけていないケースがほとんどなのだとか・・・。
こういうことの区別がきちんとされていないために、今回のようなうやむやな不正受給問題が起きて来るのだという。
日本人の平均寿命がこれほど急激に伸びるとは想像しなかった国政の不備を突かれたというのが、実際のところなのではないだろうか。
長野県出身で元小泉首相の秘書官を務めていた飯島さんが話していたが、病院の中にはほぼ生活保護費受給者しか診療しないというところもあるという。
つまり、生活保護受給者の医療費はすべて国が負担するので、未払いというリスクが回避されるからだというのである。
やや、話が飛躍していると思うが、
「生活保護などもらわなくても、しっかりと生きているホームレスを見ろ!」
と、言うコメンテーターもいた。
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