健診でセクハラ・・・?

ちよみ

2012年06月09日 22:34

健診でセクハラ・・・?




    ある新聞の投稿欄に、「女子高生が、『校内健診の際に男性医師が必要以上に衣類をまくりあげて聴診器をあてるので、とても嫌だった。あれは嫌がらせというよりもセクハラだ』と、投書していた。わたしも、そういう経験があり、忘れようと思っても忘れられないほどに悔しかった」と、いうような30代女性からの投書があった。

    女子高生の投書に対して、健診をする側から「これからは配慮するよう気を付ける」との回答があったとも書かれていたが、確かに、こういうことはあるだろうし、女子高生やこの投書をした女性の気持ちもよく判る気がする。

    わたしが通っている病院でも、胸から下のレントゲンを撮る際などは、お腹にバルタオルをかけてもらい撮影したこともあった。

    いくら病人とはいえ、女性患者には殊に自尊心を傷つけないようにする気配りが必要だと思う。

    ましてや、単なる健診で洋服をいきなりまくりあげられた女子高生のショックは想像に難くない。

    二度と健診など受けるものかと、怒りと恥ずかしさと悔しさで思い悩むことだってあり得る話である。

    一方、医師の立場にしてみれば、患者の気持ちばかりに配慮し過ぎていい加減な健診になり、病気を見逃すようなことがあっては、その方が一大事だと徹底的に慎重に調べたいと思うのも当然であろう。

    その辺りの双方の思いの兼ね合いが難しいのだと思う。

    そういえば、わたしも学生の時分、慈恵医大から大学へ派遣された男性医師たちの健診を受ける際、出来るだけ年長に見える医師のところへ並んだものだ。

    わたし同様にほとんどの女子学生たちもその医師のところへ並んだため、他の男性医師たちは手持無沙汰の様子であった。

    いずれにせよ、患者側が心理的抵抗感から健診を受けなくなれば、それが一番の問題なのではないかと感じた。

    
<今日のおまけ>

    男子バレーは、プエルトリコ戦も、とてもよい試合内容でした。

    日本はサーブミスもさほど目立たず、松本選手のクイック攻撃も要所々々で決まっていましたね。

    女子選手のような柔軟性で、弓なりに身体を反りかえらせたところから一気に打ち込んで行く福澤選手のスパイクは、やはり圧巻でした。

    とはいえ、日本は選手全員がエースといったバレーをしなければ勝ち進めないチームだと思います。

    誰が一番ということはない一丸となったプレーで、次の試合も頑張ってほしいものです!
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