そんなにショックなこと?
そんなにショックなこと?
長野市民新聞連載の『地域医療最前線~七人の外科医~シリーズ』をご愛読、ご好評いただきまして、誠にありがとうございました。
現在、次回作執筆のため、鋭意、取材を進めておりますので、今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
ヤフー知恵袋に投稿されていたある自営業男性からの質問に、
「妻は、義理の両親とも弟夫婦とも円満に過ごすよう努めているし、三人の子供の良き母親でもあり、いつも明るく家庭を切り盛りしてくれているが、この弟の奥さんが妊娠したことで、今まで妻が着ていた洋服をマタニティーウエア代わりに欲しいと言って来た。
妻は、どちらかといえばぽっちゃり体型なので、160センチ40キロしかない超スリムな弟の奥さんならば、妻の普段着がマタニティーウエアとしてもちょうどいいのだという。
家族は、それについて『経済的にもいいアイデアだ』ということで、妻に洋服を貸してやるように促したところ、いきなり妻が怒り出した。
『跡取りが欲しいと言うので、三人もの子供を産んだから、こんなに太ってしまった。みんな、あなたたちのために今まで我慢して来たが、ここまで侮辱されるとは思わなかった』
それからというもの、妻の態度が一変。常に機嫌が悪いのだが、どうしたら元の妻に戻ってくれるのだろうか?」
と、いうものがあった。
確かに、既婚未婚問わず、女性にとって太っているという言葉は、一番の禁句だと言っても過言ではないだろう。
ましてや、義理の妹から「お姉さんのマタニティーウエアを貸して下さい」ではなく、普段着を貸して欲しいなどと言われれば、それは遠まわしに、「あなたは、デブです」と、言われているようなものである。
回答者たちの間にも、質問者の奥さんが激怒するのも当然だという意見が大半だった。中には、「わたしなら、弟の妹に掴みかかっている」という女性からの回答もあった。
また、「質問内容があまりにひどいので、釣り(作り話)じゃないか?」と、疑う回答者も多かったほどである。
でも、わたしに言わせれば、この程度の話は何処の家庭にも転がっているんじゃないかと思う。
そんなにショックなことなのかなァ・・・?
事実、わたしも自分の普段着を弟のお嫁さんが妊娠した際にあげたことがあった。
当時、弟のお嫁さんは、それこそかなりのスレンダー女子だったので、わたしの普段着でも大きすぎるくらいだったのだ。
ただ、この洋服は、その後何故か彼女の実家のお母さんが着ていたので、そのことの方がビックリだったが・・・。
まあ、お金があるならば新しいマタニティーウエアを買うことも良いだろうが、子供が産まれれば経済的負担も増すことだし、使えるものならどんどんリサイクルするのも生活の知恵ではないかと思う。
わたしなら、この質問者の弟のお嫁さんは、何と経済的な女性なのだろうか・・・と、むしろ歓迎するくらいだ。(それほど痩せているなら、食費もかからず何でも着られる)
一つ懸念材料があるとすれば、この体型ではあまりに痩せすぎているので、身体の何処かに持病でもあるのではないかとの一抹の不安が無きにしも非ずだということか・・・。
子育ては体力勝負なのだから、質問者の弟のお嫁さんには子供が産まれたのちは、もう少し太って筋力をつけてもらわねば子供が可哀そうだということだ。
日陰の菜っ葉のような身体では、母親業は務まらないのだから。
で、これはあくまでわたし個人の意見だが、女性はギスギスよりも、少しぐらいぽっちゃりの方が可愛いと思う。
今の女性たちは、とにかく痩せすぎの感が否めない。
人間、大病をしても、痩せすぎよりもむしろやや太り加減ぐらいの方が、生存率は高いらしいし・・・ね。
<今日のおまけ>
今日も、ぱっとしないお天気でしたね。
家の中まで何となくジトジト、ジメジメして、真夏の猛暑よりはマシですが、気持ちの良い季節とは行きません。
そんな訳で、洗濯物を乾かすために、我が家では扇風機が大活躍です。
街では、観光客風のおばあさんに、「洋品店は何処か?」と、訊ねられました。
「だって、まさかこんなに信州が寒いとは思わなかったんで、ズボン下を買いたいのよね」
ということでした。(~_~;)
で、今夜放送されたサッカーW杯ブラジル大会アジア最終予選オーストラリア戦----何か、イマイチ納得行かない感じでしたね。
選手たちは、「これがアウェーなんだ。勝ち点1が取れただけで上々」と、潔く割り切っていたようですが、素人的には、「審判、オーストラリアに甘過ぎでしょう」----って、思います。
第4戦は9月11日、ホームでジーコ監督率いるイラクと対戦するそうですね。
ちょっと、複雑な気分ですが、そこは勝負事。
日本サッカー史上最強チームのプライドをかけて、全力で戦って欲しいと思います。
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