地   震

ちよみ

2012年07月10日 14:55

地   震




    ワイドショーを観ながらお昼ご飯を食べていたら、かなり大きな横揺れ。

    我が家はガラスだらけなものだから、ガタガタという音が激しくてちょっと緊張した。

    二階の部屋では、タンスの扉が開いていたが、さほどの被害はなし。

    役場からのスピーカー放送も、相変わらず何を言っているのか判らない。

    でも、ベランダへ出て電線にとまっているツバメの様子をみたところ、何羽も寄り添うようにしてはいたものの、特段パニックの気もないので、まあ、大したことにはならないだろうと勝手に判断。

    洗濯物を家内へ取り込んだ。

    テレビの国会中継は地震速報に切り替わり、中野市、木島平村が震度5弱と伝えていた。

    その後、何度も大きな余震が来ていたが、そこへ、弟から電話。

    「大丈夫か?」

    と、訊くので、タンスが開いたことを報告してから、そっちはどうかと訊ねると、

    「会社の三階にいたので、揺れがすごくてパソコンが机の上でバタバタしていた」

    とのこと。でも、大した被害はなかったらしい。

    これから、地震の取材に飛びださなければならないことになるのだろう。

    ただ、NHKのテロップ表示によれば、中野市民体育館の窓ガラスが割れたそうで、長野電鉄線は運行中止、高山村役場近くは停電、長野都市ガスも一部でガス供給が止まったらしい。

    奇しくも昨日、新潟県の柏崎刈羽原発(東京電力)が被災した場合のシミュレーションを県内テレビが放送していて、ヨウ素剤備蓄状況に関するニュースも流れていたので、まずは、そのことが気になったが、今のところ同原子炉に異常は見られないとのことだった。

    しかし、今回は、上越地域も震度4とかなり大きな揺れがあった訳で、やはり原発再開は一考の余地ありではないだろうか。

    何か、日本の国土が電力会社や国に対して、

    「地震を甘く見るな!」

    と、警鐘を鳴らしたように思える。





    
<今日のおまけ>

    地震直後ベランダへ出ていたら、近所から、「お母さん、大丈夫!?」とか、「すごく揺れたね~!」などの大声が聞こえて来た。

    皆さん、やはりかなり驚いたようだ。

    昼寝をしていた父親も、慌ててベッドから飛び起きて部屋から走り出てきた。

    母親は、肝が据わったもので、余震の中平然と買い物に行った。

    「空襲警報に比べたら、何のことはない」

    と、言う。(戦中派には脱帽だ)

    共同浴場へ入っていた男性は、湯船のお湯がザブンと大揺れしたので、ギョッとしたそうだ。

    まあ、今回は、本震の時間は5秒ほどとやや長かったが、横揺れだったので被害も少なくて済んだのかもしれない。
    
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