地 震
地 震
ワイドショーを観ながらお昼ご飯を食べていたら、かなり大きな横揺れ。
我が家はガラスだらけなものだから、ガタガタという音が激しくてちょっと緊張した。
二階の部屋では、タンスの扉が開いていたが、さほどの被害はなし。
役場からのスピーカー放送も、相変わらず何を言っているのか判らない。
でも、ベランダへ出て電線にとまっているツバメの様子をみたところ、何羽も寄り添うようにしてはいたものの、特段パニックの気もないので、まあ、大したことにはならないだろうと勝手に判断。
洗濯物を家内へ取り込んだ。
テレビの国会中継は地震速報に切り替わり、中野市、木島平村が震度5弱と伝えていた。
その後、何度も大きな余震が来ていたが、そこへ、弟から電話。
「大丈夫か?」
と、訊くので、タンスが開いたことを報告してから、そっちはどうかと訊ねると、
「会社の三階にいたので、揺れがすごくてパソコンが机の上でバタバタしていた」
とのこと。でも、大した被害はなかったらしい。
これから、地震の取材に飛びださなければならないことになるのだろう。
ただ、NHKのテロップ表示によれば、中野市民体育館の窓ガラスが割れたそうで、長野電鉄線は運行中止、高山村役場近くは停電、長野都市ガスも一部でガス供給が止まったらしい。
奇しくも昨日、新潟県の柏崎刈羽原発(東京電力)が被災した場合のシミュレーションを県内テレビが放送していて、ヨウ素剤備蓄状況に関するニュースも流れていたので、まずは、そのことが気になったが、今のところ同原子炉に異常は見られないとのことだった。
しかし、今回は、上越地域も震度4とかなり大きな揺れがあった訳で、やはり原発再開は一考の余地ありではないだろうか。
何か、日本の国土が電力会社や国に対して、
「地震を甘く見るな!」
と、警鐘を鳴らしたように思える。
<今日のおまけ>
地震直後ベランダへ出ていたら、近所から、「お母さん、大丈夫!?」とか、「すごく揺れたね~!」などの大声が聞こえて来た。
皆さん、やはりかなり驚いたようだ。
昼寝をしていた父親も、慌ててベッドから飛び起きて部屋から走り出てきた。
母親は、肝が据わったもので、余震の中平然と買い物に行った。
「空襲警報に比べたら、何のことはない」
と、言う。(戦中派には脱帽だ)
共同浴場へ入っていた男性は、湯船のお湯がザブンと大揺れしたので、ギョッとしたそうだ。
まあ、今回は、本震の時間は5秒ほどとやや長かったが、横揺れだったので被害も少なくて済んだのかもしれない。
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