学芸会は頭が痛い
学芸会は頭が痛い
ヤフー知恵袋に、「漫画やドラマでは、小学校や保育園などの学芸会で、時々笑いをとるためなのか木の役をやる子供が出て来ますが、こういう役は、本当にあるのでしょうか?」
と、いう投稿があった。
おそらく、今の時代は、我が子がこんな役を押し付けられたら、モンスターペアレントが黙ってはいないだろうが、昔は、確かにあったと思う。
回答の中にも、「木の役の子供は、舞台上で15分ぐらい黙って立ち続けていた」と、答える投稿があった。
因みに、わたしは、大蛇に破壊される堤防の一個の石の役をやったことがある。もちろん台詞はなし。ドミノ倒しに倒れるところが、それなりに難しく、何度も練習した。
そんな学芸会にまつわる質問で、ある母親が、「小4の娘が学芸会のある役のオーディションに臨み、落とされたのだが、その選考方法に納得がいかない」との投稿もあった。
「娘は、オーディションに臨むために、一生懸命練習した。オーディションは、学級担任の発案で公正な選考を行なうため、人気投票にならないように配慮され、候補者の女子児童たちとさほど接点のない男子児童四人の投票で選ぶことになった。
結果は、その役を射止めた女子が3票、娘が1票、もう一人が0票だった。その後、クラス全員でその配役で良かったかを話し合い、オーディションに落ちた二人の理由も述べられたという。
娘は、その時は涙を我慢していたが、帰宅後に悔しいと大泣き。わたしも、その話を聞いて、選考方法があまりに理不尽だと思い、どうしても納得がいかない。別に、モンスターペアレントという訳ではないので、学校へ文句を言いに行くつもりはないが、皆さんの意見をお聞きしたい」
と、のこと。
それにしても、今の小学校はすごい!
オーディションって、正にプチタレント養成塾だな。
しかも、審査内容までクラスメート全員の前で発表されるとは、よほど根性が据わっていなければ、心理的に這い上がれないほどのダメージを受けることにもなり兼ねない。
まあ、ゆとり世代の「みんなで主役」よりはマシかもしれないが、この投稿者も自分の娘がまるでクラス中のさらしものにされたように思ったのかもしれない。
いずれにせよ、子供のやる劇である。役を競うならば、それをやりたい子供全員でジャンケンでもすればいいんじゃないだろうか?
その方が、よほど公正公平になるように思うのだが・・・。
回答者たちの意見は、こういう選考方法も「あり」だということだが、役をもらえなかった子供にとっては、一生のトラウマになりそうな気がする。
熾烈なオーディション競争だったとはいえ、その子はまだ1票でも入ったのだから救いだが、0票だった子の気持ちを考えると、教師も酷なことをしたものだと眉をひそめずにはいられない。
<今日のおまけ>
久しぶりに絵を描いたが、全然うまく描けない。
ブランクが長かったせいか、色の使い方をしっかり忘れてしまっている。
三枚描いたが、気に入らないのですべて丸めて捨てた。(T_T)
だんだん、日暮れが早くなっているので、何となく気が急く。
一日が短くなっているような気がして、毎日がバタバタだ。
わたしが子供の頃は、秋といっても、こんなに日暮れが早くはなかったような気がするのだが・・・。
今は、夕方の五時ともなれば、既に辺りは人の顔も判らないほどに暗い。
こんなに暗い人気のない道を中学生や高校生たちは一人で家まで歩いて帰るのかと思うと、ちょっと心配になる。
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