不愉快な勧誘

ちよみ

2012年12月02日 17:30

不愉快な勧誘




    母親が朝っぱらから不機嫌だった。

    聞けば、宗教の勧誘をするために、突然、女性が二人やって来たのだという。

    そのうちの一人が、

    「わたし、息子さんの後輩なんです」

    と、いうので、無下に断るのも申し訳ない気がして、話だけは聞いていたのだそうだが、

    「息子に伝えることは伝えますが、うちはそういうことに興味はないですよ」

    と、言うと、もう一人の方が、いきなり、怒ったような声で、

    「それだから、ダメなんですよ!」

    と、口をはさんだのだそうだ。しかも、母親が何かを言おうとすると、

    「黙って、こちらの話を聞きなさい!」

    と、居丈高(いたけだか)な上から目線で、何度も話の腰を折ったともいう。

    とにかく、訳の判らない宗教は嫌いだからといってお引き取り願ったのだそうだが、失礼にもほどがあると、母親の憤慨は納まらない。

    年末が近付くと、さまざまな胡散臭い勧誘も増えて来る。

    勧誘する方もノルマ達成のために必死なのか、押し売りまがいの暴言まで吐いて行く。

    「何がダメなのか、具体的に言ってみなさい!」(ーДー)!!

    わたしなら食ってかかるところだが、まったくおかしな連中がいるものである。


    
<今日のおまけ>

    関ジャニ----エイトと言いながら7人しかいないのは何故なのか判らないが、これまでの数あるジャニーズ・ユニットの中でも、最も芸能センスが優れている者たちのグループなのではないかと思いながら、あの仕分け番組を観ている。

    歌やパフォーマンスはもとより、関西人特有の場の盛り上げ方が巧みで、変な嫌みがない。

    何となくだが、うまく成長すれば、往年のコミックバンド「クレージー・キャッツ」を彷彿とさせる、おしゃれで洗練された都会的笑いを盛り込んだアイドル・グループになれそうな気さえする。

    メンバー同士の会話にも大人の機転と余裕がそこかしこに感じられて、なかなか侮れない存在感を見せる集団である。
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