頼みごとのチャンス
頼みごとのチャンス
今日の寒さは、この冬一番ではないかと思う。
散歩をしていて、あまりの風の冷たさに、襟巻を持ってくればよかったと後悔した。
が、この寒空の下でも子供たちは元気だ。
校舎敷地一周を全力走で回り、そのタイムを競って一喜一憂していた。
ところで、あなたは、人にものを頼む時は、どんな時を狙えば良いかご存じだろうか?
「そりゃァ、その人の機嫌が良い時を狙えば、即承諾してくれるんじゃないの?」
と、普通は思うだろうが、心理学的にいうと、これはあまり良い手とはいえないらしい。
もちろん、機嫌が良い時は頼みごとをするチャンスではあるのだが、実験によれば、その頼みごとについてはっきりと具体的な話をしなければ、引き受けてはもらえないという結果が出ているそうなのだ。
つまり、具体的な話をする間に、拒否される可能性も大きいということになるわけで・・・。
人に頼みごとをする時は、むしろ、相手の機嫌が悪い時ほどチャンスといえるのだという。
人は、自分が機嫌をわるくしているということは、気分が悪いということでもあるので、出来ればそのマイナスの気分を消したいと考える。
そこへ、人のためにもなり、自分が誰かの役に立てるような頼みごとを持ちかけられれば、乗ってみようかという気持ちにもなるというのである。
ただし、持ちかける相談は、あまり大変なものでは効果が薄い。
すぐにでも出来そうな、簡単でありながらやりがいのあることを頼むのがコツだという。
そして、その援助が、その人にとってどれほど気分が良くなるものなのかを強調することも忘れてはいけないということであった。
<今日のおまけ>
自動車を運転している夢は、自分の人生を思い通りにコントロールしたいという気持ちの反映だそうだ。
自動車を気持ちよく運転している夢は、物事が順調に進むという暗示。
ものすごいスピードを出して運転している夢は、激しい感情の起伏が抑えられないという意味。
誰かに運転を代わってもらう夢は、誰かに頼りたいという深層心理が表れているのだとか・・・。
車をバックさせる夢は、変化に対応しきれていないということ。
そして、運転に恐怖を感じている夢は、心の中に大きな不安や葛藤を抱えている証拠だそうだ。
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