勝負に勝つ心理術
勝負に勝つ心理術
スポーツ実況を聞いていると、時折、アナウンサーが、
「試合の勝敗は、始まる前から決まっていたようですね」
と、いうような放送をすることがある。
そんなことって、本当にあるのだろうか?
結果を見て、後付けでそんなことを言っているのではないかと思う人も多いだろうが、それが、あながち嘘でもないのだそうだ。
スポーツにしても、試験にしても、勝負事には試合前の心理戦がつきものなのである。
スポーツ選手を例にとってみると、A選手とB選手が試合をすることになった時、A選手は、B選手の練習中から心理戦を仕掛けて、試合に勝つという手段を講じたそうである。
それは、B選手が練習で失敗した時、決まってA選手はある同じ言葉を叫ぶという方法で、すると、いつしかその言葉を聞くたびにB選手はナーバスになり、失敗を繰り返すようになってしまったのだそうだ。
こうした心理的作用を、心理学では「条件付け」と呼ぶ。
相手にミスをさせたい時や、相手の思考をストップさせたい時に、決まった言葉を投げかけたり、決まった仕草をすることで、相手は、あなたの言いなりになるかもしれないという心理テクニックなのだという。
そして、この心理テクニックは、自分自身を高めたり、業績をアップさせたりする時にも使われることがある。
つまり、前者とは逆に、自分が調子の良い時に決まって同じ言葉を叫ぶようにすると、その言葉を叫ぶことで調子を上げる効果を発揮することが出来るようになるのだそうだ。
簡単なことだが、意外に能力アップが期待できる方法でもあるとのこと。
ちょっと、試してみる価値があるかもしれない。
<今日のおまけ>
わたしは、普段でも顔色が青白いせいか、体調を気遣われることが良くある。
これは、子供の頃からで、学校の先生にも、「大丈夫か?」と、心配されたことがあった。
先日も、「何か、顔色悪いって、〇〇さんが気にかけていたよ」と、人から聞いて、
「いつものことじゃ」(~_~;)
と、苦笑してしまった。そういえば、かつて入院した際も、病室へ回診に来られた某先生が、
「何で、こんなに白いんだ?」
と、思わず口走ったのを聞いた。
弟は、そんなわたしを、「おたべ(京都名物)」と呼ぶ。
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