あまりの蒸し暑さで・・・
あまりの蒸し暑さで・・・
あまりの蒸し暑さのせいで体調を崩す人が多いのか、数日前から近隣に救急車の停まる回数が増えたように思う。
今日もまた、家の近くで救急車のサイレンが聞こえた。
どうやら、以前から重い持病を抱える女性が、このところの暑さのぶり返しで、熱中症のような症状になったのだそうだ。
一時涼しい日が続いたので、なおさら無理がたたったのだろうと思う。
昔から九月、十月は体調管理が難しい要注意の季節といわれるようで、夏の猛暑を何とか耐え抜いた身体が、残暑と朝晩の気温差が元で、ついに悲鳴を上げるのだという。
要するに、夏場に体力を使い果たしてしまっているので、むしろ秋こそ休息が必要な季節といえるのかもしれない。
一部業界などで行なわれている夏休みの取得時期を九月いっぱいまで延ばすというアイデアは、理にかなっているのではないだろうか。
と、いいながらも、今日も暑かった。
風がないのが応える。
ところで、皆さんは、何の抵抗もなく「ありがとうございます」という言葉が口から出るだろうか?
実は、この一言がどうしても言えないという大人は、意外に多いそうなのだ。
「ありがとう」「悪いね」「どうも・・・」「すみません」などは、すんなり言えても、「ありがとうございます」とか「ありがとうございました」までは、どうしても言えないのだという。
「~~ございます」なんて、恥ずかしくて・・・とか、自分のような庶民にはマッチしない丁寧語だとか、そこまでへりくだる気にはなれない----というような理由で、無意識に避けてしまうのだそうである。
改めて思い出してみると、〇〇さんからは、今まで一度も「ありがとうございます」という言い方をされた経験がない----と、思い当たる人もいるのではないだろうか。
言葉とは、幼い頃からの環境下で培われるものであるから、もともと自分の身の周りにそういう丁寧な言葉を話す習慣がなかったという場合、強い拒絶反応が働き、言い出せないということになるらしい。
「ありがとうございます」が言えないだけで、人格までもが低く見られてしまうこともないとは限らないし、時には親切にしてくれた相手に不快感を与えることにもなり兼ねない。
たかが「~~ございます」、されど「~~ございます」なのである。
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