夜のセールス電話
夜のセールス電話
このところ、やけにセールス電話が多くなった気がする。
しかも、夜になってからかかってくる電話が増えた。
サラリーマンや主婦が、お小遣い稼ぎにやっているために、そんな時間にかけることになるのだろうが、夜の電話は、何事が起きたのかと、ドキリとする。
「携帯電話についてなんですけれど・・・」
「携帯もっていませんから、必要ありません」
「ダイエットサプリ、お飲みになりませんか?」
「薬を山ほど飲んでいますから、いりません」
「アンケートにお答え頂きたいのですが・・・」
「その商品を使ったことがないので、答えられません」
中には、こちらから名前を訊ねても、自分の素性は体よくごまかして言い分だけを通そうとする者まで。
そういう相手には、こちらも応対せずに、即、電話を切る。
如何にも、親しげな口調で、友だちに語りかけるような調子のテクニシャンもいれば、時には、まるでそれを買ったり使うことを国が奨励しているような言い方をする者もいて、正にあの手この手だ。
「この電話、そんなに重要な問題なんですか?そうしなければ、命にかかわるとでも?」
ここまで言えば、さすがに相手も口ごもった。
<今日のおまけ>
9月20日に発売されたiPhone5S/5C。
テレビ画面のあの熱に浮かされたような人々の行列を見ると、人の価値観というものが分からなくなってくる。
人気のカラーをゲットしたいという心理なのだそうだが、誰かに自慢するつもりなのだろうか。
それとも、ただの自己満足の世界か?
スマホに何の興味も関心もないわたしなんぞに言わせれば、「だから何?」である。
彼らの心理を素人ながらに分析すれば、おそらく一種の強迫神経症の類になるのではないだろうか・・・などと想像したりも・・・。
まあ、行列に並ぶのは人それぞれの嗜好なのだから、それに対してとやかく言いたい訳ではないが、問題は、そんな情報を取り立ててテレビのニュース番組で扱う必要があるのかということである。
こういう新商品発売にまつわる行列関連ニュースが流れるたびに、
「そんなのど~~でもいいのに・・・。他にもっと大切なニュースがあるでしょ」
と、嘆息したくなる。
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