俳句、詠みませんか?・・・・・232
~ 今 日 の 雑 感 ~
俳句、詠みませんか?
新蕎麦や
猪口(ちょく)に黄金(こがね)の
月を割り
中天に 月 冴え冴えとあり
世々は金
屋根つたう くるみ 一つか
里の秋
大地震(おおなえ)に 裂けし路傍や
菊一輪
秋は、俳句を詠むにもよい季節ですね。題材にも、事欠きません。
皆さんも、一句ひねってみませんか?
<今日のおまけ>
最近は、とんと結婚式というものにお呼びがかからない。まあ、かかったところで今の自分の体調では出席など叶うものではないが、巷でも、かつてのように派手な結婚式場や披露宴会場のコマーシャルはなくなったようにも思う。
この不景気の就職難に、結婚式関連のCMなど不謹慎だとでも思われているのだろうか?しかし、それに比べて、葬祭式場のCMは、頻繁に目にするようになった。映画までもが、華やかなウエディングではなく、「おくりびと」である。
わたしは、よく以前にテレビドラマで放送していた、二時間サスペンスの「六月の花嫁」シリーズが好きだった。今をときめく美しいヒロイン達が、純白のウエディングドレスを着て、教会の祭壇の前に新郎と並ぶ姿は、女優達の間でも憧れのシーンだったという。
それに憧れた一般の新郎新婦も、われ勝ちに、ドラマに出て来る教会での挙式を希望するというブームもあって、何と、わたしの従兄弟も軽井沢の教会で式を挙げたのである。
今思うと、実に華やかなりし時代だったといえる。しかし、今の若い女性たちは、あの頃の煌めくような女性たちの美しさを知らない。何とも、さびしい世の中になったものだと思う。
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