アクセス数の驚異的伸びの裏側・・・・・245

ちよみ

2009年11月16日 18:40

~ 今 日 の 雑 感 ~


アクセス数の驚異的伸びの裏側



    皆さんも既にお気付きのことと思いますが、最近、ナガブロ内で、異常なブログ訪問アクセス数が叩きだされるという現象が、あちらこちらのブログで起きています。

    誰かのいたずら?それとも、ブログを頑張って書いている人へのご褒美?いやいや、何かのゲームに使われているのか?------様々な憶測を呼んでいるようですが、どうやら、そういうことでもないようなのです。

    わたしも、詳しいことはよく判らないのですが、この一時的アクセス数の驚異的な伸びの裏には、「検索エンジン」なるものの存在が影響しているそうなのです。

    この「検索エンジン」とは、インターネットで公開されている情報を、キーワードを使って検索できるWebサイトのことで、サーチエンジンというものが、情報の全文を蓄えていて、専用プログラムで自動的に情報収集をし、キーワードによって検索する「全文検索型(ロボット型)」と、人の手でカテゴリー別に分類、登録される「ディレクトリー型」の2種類に大きく分けられているのだそうです。

    日本の検索エンジンの「全文検索型(ロボット型)」では、Googleやgooなどが有名で、「ディレクトリー型」としては、Yahoo! JAPANが有名だということです。

    また、Yahoo! の場合は、検索エンジンに登録しないと検索しないそうですし、ホームページを審査して登録するかしないかを決めるようです。Google は、登録しなくても、ランダムにロボット型のサーチが流れているので、自動的に検索が可能となっているようです。

    そして、この一時的にアクセス数が驚異的な伸びを見せるというからくりですが、どうやら、このロボット型の検索エンジンに原因があるようなのです。このロボット型サーチエンジンは、大量の登録ID を持っていて、これがあちらこちらのブログを勝手に閲覧してまわり、検索キーワードを探し集めているのだとか。

    ですから、このロボット型サーチエンジンが立ち寄ったブログは、一度に何百人もの閲覧者が集中したと同じ現象を、訪問アクセス・カウンターに反映してしまうのだというのです。

    つまり、そういう場合、あなたのブログを読んでいるのは、人ではなく、ロボットなのです。ですから、もちろん、コメントなどは残しませんよね。(笑)

    「おれ、ここしばらくは、ブログ更新していないのに、何で、こんなに訪問者が多かったんだろう?」

    「いつもは、20人そこそこの訪問アクセスしかないのに、今日は、200もあった。気持ち悪い~」

    「今まではアクセス・ランキングの150番目にも入っていないのに、今日はいきなり15位?!異状だよ」

    そんな驚きの声が、ブロガーの中から聞こえたら、おそらく、このロボット君の仕業ではないでしょうか?

    しかし、訪問アクセス数があまり伸びていないのに、閲覧回数の延べアクセス数であるPV が増えている場合がありますよね。これは、一人の人が、何回もあなたのブログを読んでいるということだと思うのです。つまり、あなたのブログのファンがいる訳ですね。まあ、中には、ファンではなく、ブログのあらさがしを楽しんでいるという、デバカメや下心人間もいるのかもしれませんが。

    とにかく、いきなりの訪問アクセス数増加の裏には、こういったからくりもある訳で、あまり、安直に一喜一憂しない方が賢明かもしれません。

    え?-----たとえ、ロボット君でもいいから閲覧してもらいたい?そうですね。あまりアクセス数が少ないと、そんな風に思う時もありますね。

    そんな時は、ちょっと感想でも書き残して行ってくれるといいんですけれどね~。 

    「キョウノブログ  トテモ  オモシロカッタデス  マタ  ヨルネ」

    な~んて、ネ!
<今日のおまけ>

    今日、28年間外科医を続けているという医師のブログを読んだ。日本の外科医の勤務があまりに負担が大きすぎる理由の一つに、患者の高齢化があげられるのだという。

    昔なら、もはや手術など出来なかった高齢者も、医学の進歩により手術可能な患者の対象になっているという現状が、外科医たちの精神的肉体的な疲労度を加速させているというのである。

    高齢者は、若者に比べて体力もなく、手術には何倍もの気を使い、また、手術が成功しても高齢から来る寿命が尽きれば、医師の責任だと責められるというのである。また、患者の外科医に対する精神的依存度がかつてよりも増しているということも、理由の一つとして挙げられていた。

    がんの患者の術後の治療も、すべて外科医の肩にかかって来る。薬の選択から、精神的なケアまでが執刀医の仕事になるというのは、外科医という仕事の範疇を超えているともいうのである。

    ある外科医は、日曜日の非番の日に、患者の最期に30分間に合わなかったというだけで、家族から土下座を強要されたという者もいたそうである。これでは、勤務医をやめて開業医になる医師を責められないと、その外科医のブロガーは話す。

    命が関わることだけに医師に何もかも依存する患者側と、それに応えきれずに疲弊して行く外科医たち。

    日本の医療は、何処かがおかしくなっていると、思わずにはいられない記事であった。
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