やめろと言われると、なおやる心理・・・・・663

ちよみ

2010年07月13日 19:37

~ 今 日 の 雑 感 ~


やめろと言われると、なおやる心理



    民主党の小沢前幹事長が選挙の応援に駆けつけている映像をテレビで観た。

    あれほど、しばらくの間は静かにしていてくれと周囲に言われているにもかかわらず、「一兵卒として働く」と、口では言いながらも、結局、大勢の聴衆からのチヤホヤ感が忘れられずに、選挙期間中も各地の候補の応援に動き回り、党執行部の顰蹙を買っていたらしい。

    どうして、ほんのしばらくの間も大人しくしていることが出来ないのだろうか?

    おそらくは、小沢さんの気持ちの中に菅体制に対する不満があり、少しでも党の執行部に嫌な思いをさせてやろうという報復意識があったのだろう。

    そして、結果、自身が県連の頭越しに擁立した第二の候補が敗れ、民主党が惨敗した途端、またいつもの如く何処かへ雲隠れしてしまった。

    やめと言われればなおやってやりたくなる意地悪な心理は、ほとんどの人の中にあるのだろうと思うが、それを実行に移すか否かは、その人の人間性にかかっているものなのである。

    「言うな」と、忠告されると、わざとしゃべりまくったり、「やめろ」と、言えば、無理やり嫌いなものを見せつけたりする者もいる。

    こういう人間は、早い話が幼児性が強い人物だと言いきれる。

    自らの我を通すためには、平気で相手が不快に思うことをする。近頃は、そういう大人が実に増えて来た。

    そんな稚拙な手を使って何が面白いのか判らないが、きっと本人にとってはそうするしかうっ憤のはけ口が見付からないのであろう。情けない人々である。

    四、五歳の幼児が時々やる手であるが、一人の子供を仲間外れにして「〇〇ちゃんと、あたし、すご~く仲良しだもんね。あんたなんか友達じゃないから----」などと、意地悪をしていることがある。

    これを大人が諫めると、なおもその嫌がらせを続けるという心理状態と、彼らはまったく同じことをしているのだということにさえ気付かないのだ。

    これからの日本は、ますますこうした幼児性の抜けない大人が増殖して行くのだろう。

    あなたの周りにも、こういう幼児性ヒステリック人間はいませんか?


<今日のおまけ>

    女性の心理で「あなたなんか大嫌いよ」と、いう場合は、本当は「あなたが大好き」と、言っているのと同じことだという。

    多くの場合、否定は肯定の裏付けであるともいえるのだそうだ。

    しかし、わたしが「大嫌い」ということは、間違いなく100パー大嫌いのことなんですけれどね。


    今日も一日雨でしたね。

    いつになったら梅雨が明けるのでしょうか?毎日ジメジメして嫌ですね~。

    でも、夏の猛暑にも閉口しますが・・・・。
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